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Appleは理解できない世界へ飛んでった。

巷では発表されたiPad Proの異様な高価格が話題だが、私の視点はそこではない。Appleは私から急速に離れて行っている。浮世離れしている。
M1チップが登場した時、私は狂喜した。
50万円以上するデスクトップ超えるパフォーマンスをラップトップで実現、しかもバッテリー持ちが飛躍的に向上。「誰もが」その恩恵に浴せた。Appleは大衆の味方だった。
私はM1を搭載したデスクトップとiPadを買いなんの不自由もないどころか、最もチップに負荷がかかる4K動画も編集してきた。(もちろん業務用途は時間とのたたかいだ。何重にも及ぶレイヤーやCGの生成は短時間であればあるほど良い。M1では役不足ではあることはわかっています。)

ところがである、5月7日のAppleの新発表。
厚さ5mmほどの「板」に一挙に”M4”を搭載してきた。デスクトップやラップトップではなく、最新最強のチップをいきなりiPadにいれてきたのだ。
 待ってくれ、テレビ局の現場もiPadで映像製作をしろと言うのだろうか?   Appleは本気だ。iPad Proはマルチカム制作スタジオなのだという。(@_@)
 その証拠にiPhone4台のライブ動画をiPad Proで編集するFinal Cut Pro 2をリリースした。機動性が求められる実況中継には納得するが、質問があります!
 プロ映像クリエイターの方々へ。この技術革新に納得しご自分のスタジオにメインマシンとして導入されますか?一番性能の高いM4はiPadにしか搭載されていないのです。
 一説によるとM4を活かすには空間的に余裕があるデスクトップではつまらない。あえてiPadをさらに薄くして凝縮感を演出しないと浮かばれないという技術論からiPad PRO 2024は生まれたという。

ほとんどの人々にとって縁が無い新製品。もう浮世離れしている。
さて、ティム・クックCEOのプレゼンの後半、ほんの5秒ほど聴き逃がせない発表がありました。
無印のiPad (10世代)を値下げをした。
99%の人がこれで満足できるはず。今、買うならこれです。https://www.apple.com/jp/ipad-10.9/

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