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〜吉村ピンネタ遍歴〜
ここ最近バタバタしていて何も書いていなかったので久しぶり何か書こうということでnoteを開いています。
ここ最近まで少しピンで活動していたことやR-1の予選も始まったことで、ちょいちょいピンネタをやる機会が増えてるので、今回は吉村ピンネタ遍歴について書いてみようかなと思います
僕は元々NSCに入る前に高校の同級生とコンビを組んでいた時期が大学4年生の頃から1年間あります。
といってもお笑いサークルなどには所属しておらず、学生お笑いの人達が出るフリーライブ?みたいなのにしれっとエントリーするという
学生お笑いのフリー
みたいなことを学生時代はやっていました。
そしてそのまま卒業後は2人でプロになろうという話をしていました。
しかし当時の相方は大学に浪人して入学していたことがあり、僕より大学の卒業のタイミングが1年遅れてしまうという問題がありました。
その為、僕は卒業後1年間フリーターをやって相方の大学卒業を待つという形を取りました。
そんな中で僕はフリーターをしつつ半年ほど活動していたところ、突然相方から
「俺はプロレスラーになりたい」
と言われコンビを解散することになりました。
これによって僕は
若干新卒の権利を失わされたフリーター
となってしまいました
その時に僕は相方を探す為にNSCへ入学する決断をし、そこから入学までの半年間はピンネタをやろうということでピンネタを作り始めました。
これがピンのキッカケです。
ちなみに
そんな「プロレスラーになる」と言って解散をした相方は半年後にはプロレスラーの夢を頓挫し、その後は学校の先生になろうと新潟の教員専門学校に2年間通った結果、「NTT東日本」に就職していました。
あんなに夢を追いかけていたのにゴリゴリのインフラ企業です。
ネタ①
そんなこんなでピンネタ作りを始めたのですが、初めて作ったネタはピンコントでした。
設定としては
「自分は裕福な家庭の子供として育てられたが、実は赤ちゃんの頃に病院で子供の取り違えがあり、本来の親元に戻ることになるが、その親元が北九州の家族で戻るのを嫌がる」
というネタをやりました
その中で北九州の悪口をちょいちょい言ったのですが、そのライブにはお客さんが3人ほどしかいなかったにも関わらず、後日Twitterで
「北九州はそんな悪いところじゃない。あいつは何も分かってない」
と北九州のファンに初めてアンチコメントを書かれたことがあります。
ネタ②
そんな中で次にやったネタもピンコントでした
設定としては
「渋谷のハロウィンに警察官のコスプレをしてきてしまったせいで本物の警察官と勘違いされる」
というネタをやりました
これは初めてちょっとウケました。
それにあぐらをかき、同じネタをお客さんが満席のライブてやったところ
「会場が真空状態になったのか?」
というくらいスベッてしまい、それ以降このネタはやらなくなってしまいました。
ネタ③
その後はフリップネタにも挑戦しました
いわゆる大喜利を羅列するネタです
特に書くこともないようなネタなので当時やってたフリップを載せておきます
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帰りのビートルズは僕としてはすごく好きなんですけど、あんまりウケなかった記憶があります
ネタ④
そしてその後に作ったネタは「保護フィルム」というネタです。
設定としては
自分が「スマホに貼られるのを失敗した保護フィルムの擬人化」というテイでお客さんに保護フィルムの思いを訴えかける
というネタです。
このネタで初めてR-1グランプリに出場しており、当時このネタをライブで叩いていたのですが、その時毎回ライブが一緒になるピン芸人がおり
なんかいつも楽屋で端の方にいて、すごい陰気なピン芸人がいるなぁ
と思っていたのですが、NSCに入学したらそいつも同期として入学しており、それが
元ダイナモの「ろまん」だった
ということがありました。
ネタ⑤
そしてNSCに入る直前に作ったネタが「紙ストロー」というネタです。
このネタは「保護フィルム」でやっていたフォーマットに少し手を加えて設定を差し替えたネタです。
このネタはNSC時代にR-1グランプリで披露して、準々決勝まで進出することができた思い出のあるネタです。
このネタは音源を流すネタなのですが、R-1グランプリでは音源を使う場合、オペレーター(音源を流してもらう人)を連れていかないといけなく、当時の相方である大迫についてきてもらって音源を流してもらいました。
そんな中でこのネタをR-1の2回戦でやった所、僕が芸人始めて史上1番ウケることができ、オペレーターで見てた大迫も「めっちゃウケてたよ!」と言ってくれました。
その結果見事2回戦を通過することができ、後日NSCで同期に会うと皆「おめでとう!」と声をかけてくれました。
しかしその時に毎回付け加えるように言われていたのが
「あの日のR-1の2回戦イチウケはお前と真空ジェシカの川北さんだったらしいな!」
という文言でした。
正直のあんだけウケた舞台だったので、僕はR-1の2回戦が終わり次第、Twitterや2ちゃんねるなど全ての媒体を激しくエゴサーチをしていました。
そんな僕でも正直そんな投稿は1件も見ていませんでした。
なので僕は
「ちなみにその話どこから聞いたの?」
と聞くと、その同期は
「俺はD組のあいつから聞いたよ!」
と言われ、僕はD組のそいつのところに行き
「それ誰から聞いたの?」
と聞くと、その同期は
「俺はA組のあいつから聞いたよ!」
と言われ、どんどん発信元を辿って行ったところ
オペレーターで来てくれていた大迫に辿り着いたことがあります。
なんか落語みたいな話だなぁと思いました。
色々と端折りましたが、こんなに長くなってしまいすみません!
R-1が終わるまではピンネタも頑張ろうと思います
そして最後まで読んで頂いてありがとうございました!
一応最後まで読んでくれた方には、おまけとしてこっそり紙ストローのネタのリンクを貼っておきます
吉本のライブでは1回しかやってないですし、今後もほぼやる機会はないんじゃないかなと思います。
オーディション用に昔撮った動画ですがよかったらどうぞ