同時並行でプロジェクトを走らせる
複数のプロジェクトを抱えると、運営に苦戦することがある。
しかし、この多忙さを幸運に変えていけないかと考えてみる。
互いに繋げられることはないか?
時間の効率性を高めることはできないかといった点に知恵を絞ってみる。
たとえば、過去にやった仕事が今回も活用できたという経験は、誰しもあるのではないだろうか。
それと同様に、一石二鳥方式で複数のプロジェクトの親和性や共通点がないかを探してみる。
そして、両者に活きることに着手し、そのプロセスをその都度メモしたり、記録しておく。
読んだり、聞いたりしたものはもちろん、生データのままでは使えない。
反芻して、試行錯誤による精選があってこそ、人に伝える価値が生まれるのだ。
もちろん、二兎追うものが一兎も得ない状況にならないように、軌道に乗って来ればよりコアの部分に迫る必要がある。
しかし、一見無関係に思えた複数のプロジェクトが実は、結びつける要素が存在する点に気付けると面白くもなってくるのではないだろうか。
おそらく視野が拡大が促されていくだろう。
一つのことを長時間やっている場合よりも、ある程度の時間のリミットを設けて複数の仕事を同時並行でやる方が、結果的には時間あたりの集中力が上がるのではないか。
これが結構馬鹿にならないところで、こだわるべき点でもあるかもしれない。
しかも、互いに関係性を見出した内容であれば、なおさら複数のプロジェクトを回転させていった方が、リズムに乗って行けるのではないだろうか。
そうやって、解く手がかりを見出せなかったパズルのピースが、組み合わさるタイミングが訪れた時、仕事のパフォーマンスはこの上なく大きくなっていくのではないだろうか。