日本とのつながり81〜火山〜

ハワイと言えばホノルルのあるオアフ島が有名であるが、ハワイ諸島最大のハワイ島の火山も知られており、世界遺産となっている。

この島の南東部に位置するのが有名なキラウエア山で、世界で最も活発な火山の一つとされる。
ハワイの火山から噴出する溶岩は粘性が低く、漫画でありそうな溶岩が火口から飛び出す光景も見られる。
火口から溶岩が流出する光景は美しくも見える。
また、中南部に位置するマウナ・ロア山は「長い山」を意味し、標高が4170mもある。
富士山より標高が高いだけでなく、体積も富士山の53倍であり(世界最大)、高さを感じさせないほどに横にも広い山である。
海底から高さを測れば、1万mを超えるというから驚きだ。

日本の火山で有名なものの一つに、長崎県の雲仙普賢岳がある。
1991年に大きな被害を出した雲仙普賢岳の噴火も1996年に終息した。
周辺には雲仙温泉や小浜温泉がある。
歴史的には、キリシタン迫害の地でもあり、島原半島南部には天草四郎の38000人の一揆軍が立てこもった原城跡も見られる。

火山の恵みや自然の偉大さ、人間の共生を感じることもできる。
参考文献:日本史用語集(山川出版社)
参考文献:世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト(NPO法人世界遺産アカデミー)
参考文献:国内旅行地理 プラクティカル(JTB総合研究所)

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