認知リソースをどこに割いていくか
やることが多くあり、集中できる時間帯も限られている時、何を選択するのか。
誰しも、1日のうちで最も活動的な時間帯を持っているだろう。
自分の集中できるゾーンに最も重要な仕事を持っていきたい。
逆に言えば、色んな重要な仕事を抱えているときは、何かを外すしかないのではないか。
その意味では、1日にできることは限られている。
2つ重要な仕事があったとして、一つをその日にやったとすれば、その後集中のピークを過ぎた時間帯にさらにもう一つの仕事をこなすことは難しい。
もちろん、突貫工事のように、ときには無理をすることがあるかもしれない。
しかし、あまりに強引なことを続けると、自分のペースを崩すことにつながる。
その意味では、持続可能な方法ではないだろう。
だとすれば、やはり重要な仕事の内、さらに緊急性の高いものを即座に、行うことが求められるのではないか。
無限に量を捌けるわけではないことを認識することが大切だ。
そういった他の仕事から選りすぐられた仕事を高い集中力で一気に取り組むことで、パフォーマンスも高まる。
まさしく、日毎に成長する日進月歩の勢いで進んでいけるのではないか。
大きな仕事をするために、いろいろな仕事を見極めながら取り組んでいく。
あれもこれも視界には入っているが、どれを取り、どれを明日やるのか。
今日の限られた認知リソースをどこに振り向けていくのか。
欲張り過ぎず、適度な負荷を保つ調整こそが、本当の知恵の出しどころなのかもしれない。