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頂 ITADAKI 2022(6/5)

夏休みだ。仕事帰りの暗い時間帯に、近所の若者たちが自転車に跨りたむろする風景を見かける。浮かれている。いいぞ。周りに迷惑のないように少しだけ気を使ったら、浮かれるべきだよ。夏だもの。

6月最初の週末、ワシも浮かれておりました。
車中泊でいいや、なんて思ってたけど、寸前になって近くの宿を取ってみたり、日が近づくにつれてワクワクが高まっていったのは、静岡で2年の自粛を経て開催された野外フェス 頂 ITADAKI 2022 に行ってきた!という話である。

その日は、しれーっと浮かれていて。
まず、蓄光仕様のキーホルダー(アーティスト・グッズ)を買ってしまった。車のキーなんて常にバッグの中かポケットに入れているので、滅多に日の当たる場所に出さないのに、なぜか普通のモノと迷った末に「蓄光仕様」を選択。そう、浮かれていたのだ。
それに加え、全く使う予定のないタンブラー(オリジナル・グッズ)も買ってしまった。渡された時の「竹で作ったんですよー」っつう、とても簡単な説明だけが耳に残っている。間違いない。浮かれ、である。

そりゃあね、浮かれますよ、許してほしい。だって久々の大型野外フェスだったんだもの。しかも毎年、ほぼ好きなアーティストが集う、頂 ITADAKI、だもの!

昼過ぎのnever young beachの時間から会場入りして、ゆるーく観ながら呑み始め、BAGDAD CAFE THE trench townがレッチリのカバーなんか演るもんだから、ちょっと気持ちもアガッてきて。

今回はコロナの影響で、通常はメイン・ステージが2つあるところを1つにしたというのもあって、セット・チェンジの音合わせが聴けちゃう、観れちゃう!
SOIL&PIMP SESSIONSは音合わせの時点でジャズのカバーとか聴かせてくれて、得した気分!
真ん中あたりでゲストとして登場したReiちゃんもカッコよかったなー!
SOIL×Reiの編成でライブを観たいくらい!

そこから、自信満々で親指と人差し指を重ねた「キュンです」ポーズを出しながらの登場で、え!?ちょっと古くない?…と会場をビミョーな空気にしていたEGO-WRAPPIN' のライブは お祭り状態で最強!

続いてキャンドル・ステージでのPUSHIMも最高!
その日しか聴けないアコースティック・ライブは、当たり前だけど音源になってないアレンジだからホントに貴重!こういうのを観る(聴く)と、やっぱ生が一番だよなーって思うし、しみじみ聴かせてくれるライブだったので尚更!名曲「FOREVER」も聴けた!
PUSHIMのライブは しばらくぶりだったけど、相変わらず元気をもらえるというか、ポジティブ・バイブスを頂けるというか。

途中、EGO-WRAPPIN'の2人がサプライズで登場!再びキュンですポーズをすると、PUSHIMから「それ、少し前ちゃう?」と突っ込まれておりましたが(笑)、なんと、ここでリハーサルなしで9年前の共作「HEAT」を披露!
発売当時、なぜか好きになれなくて、あまり聴いてこなかったので、これを機に急にハマっちゃって、現在ウソみたいにリピート中!これが生の恐ろしさ!
やっぱりSKA / REGGAEはいいよね。無条件で身体がノっちゃうし、聴いて楽しいもの。

というワケで本日は、その競演曲を置いてどろんいたします!
MVの中で公衆電話が出てくるけど、今のコたちは、使い方が分からないんだって。まあ、時代的にそうなるよね。チケット争奪戦やポケベルの早打ちが懐かしい。

天気は晴れたり曇ったり、気温は暑すぎず夕方から少し涼しかった程度の充実した久々の野外フェス。次回はキャンプ・インで、のんびり遊びたい。

ちなみに、会場で使い回しされるドリンク用のリユース・カップ、うっかり持って帰ってきてしまいました。すいません、ワタクシ最初から最後まで 浮かれておりました…

ではでは!


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