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yamamoto15
私はこの病を宝だと思っている
『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』
著者の山口恵理香氏は14歳の時にいじめが原因で適応障害と診断され引きこもり生活になります。大学卒業後も就職はしますが3ヶ月で退職してしまいます。本書は適応障害を抱えながらWebライターという職と出会いフリーランスとして生きていく著者の物語になります。
本書のチャプター1では適応障害を抱えた中学から就職までの人生が書かれていますが、現代の様に不登校への理解も浅かったため周りから理解されない辛い時代を過ごします。そして、チャプター2~6までは適応障害を抱えながら生きる著者の仕事術や体調、時間管理術が書かれています。
適応障害のために辛いことが沢山ありましたが、それでも著者は『私はこの病を宝だと思っている』と言います。文章を書くことはどこか欠けていなければできない仕事であり自分の個性そのものだと表現しています。
本書は、様々な悩みを抱えている人、またフリーランスのWebライターを理解したい人におすすめします。一歩進むための大きなきっかけになると思います。