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2025調査 第2回

ムササビの生態に詳しいSさんと、調査地a、bでの生息調査。
 メモ:気温5度 晴れ 風やや強め 日の入り時刻16:55

突然第2回と書きましたが、1回目の調査は先日の長野です。
Sさんはご近所さんで、昨年から何度か一緒に調査に同行させてもらっています。

ニホンリスの食痕

まずは調査地aの入り口で、早速ニホンリスの食痕を発見。
どこかに落ちていた、もしくは埋めておいたクルミを持って、スギの木へ移動して食べていたようです。クルミの木はどこだったのかな?見つけられませんでした。
このひとかけらだけでも、どこから来てどこへ行ったのかなぁ?と想像が膨らみます。

Nikon D850 / 70-200mm f2.8 / ISO160 / f5.6 / ss1/320 

少し歩くとこんな光景。
渓流沿いの木々は苔に包まれ、美しく輝いていました。


爪でガリガリの痕跡?


もふもふ もじゃもじゃ ぐるぐる


ムササビの糞

杉林の中で、これは・・!という穴を発見。
すると、やっぱりありました。
ムササビの糞。
糞だけで大歓喜の二人。姿も見られたら尚嬉しいのですが、この日は日没後まで待っても見られませんでした。残念。


調査地bへ移動。

また違う雰囲気


木に水たまりが。

この場所は落ち葉がすごくて、土もふかふかな感じ。
先ほどの場所とそう距離は離れていないけれど、だいぶ環境が違いました。
大きな木の真ん中に水たまりを発見。
「こういうところに水を飲みに来たりしてるんですかねぇ〜」
とじっくりと木を観察していると。

え?

えっ
え・・・!
まさか?
まさかまさか
ニホンモモンガの、、、糞?そうなの?そうなのかい?
糞らしき物体に問いかけるも、お返事は来ず・・

また定期的にこの辺を調査する必要がありそうです。



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原田佳実
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