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【考察】ダーリン/Mrs.GREEN APPLE
今回は前回にも「Dear」の歌詞を考察しましたが2025.1.20にリリースされた「ダリーン」が「Dear」のメッセージと重なるものがありましたので私なりの考察をさせていただきます。
今回も前回と同様、スピリチュアルの観点から考察したいと思います。
前回、「Dear」の主なメッセージ・テーマは
「ツインレイ」
と、考察しました。
今回の新曲「ダーリン」も、「Dear」の続き?むしろ完結版?と感じられるほど、はっきりとストレートな表現がいくつもありましたので、歌詞とMVを合わせて考察していきます。
【ツインレイとは】
ツインレイとは簡単に言うと、「もう一人の自分」です。
一つの魂が生まれたときに二つに分かれ、別々の体に入り、別々の人生を歩み、それぞれの与えられた課題や使命を全うし、お互いが高い魂レベルになるまで成長できたら、再び一つに統合できると言われています。
「ツインレイ」とはなにか?を簡単に説明したところで、「ダーリン」について考察していきます。
まず「ダーリン」とは「最愛の人」という意味があります。
大森さんがダーリンで1番伝えたがっていた、
「1人じゃない」
この言葉は大森さん自身のツインレイに対しても含まれる、「みんなにもいるツインレイ」という意味で伝えていると思います。
「ダーリン」は、「18祭」という企画で、人生にぶつかり、思い悩む若者たちという内容で生まれた歌ですが、大森さんがまず伝えたいメッセージとして、
"どんなに悲しくやるせなく辛いことがあっても、あなたには、もう一人の自分がこの世のどこかにいて、それはもしかしたら目には見えないかもしれないけど、ずっとあなたの中に必ずいる。
誰よりも1番近くであなたを見守りそばにいる。"
という内容が「1人じゃない」の意味だと私は思っています。
冒頭にも書いたように、ツインレイと再び統合するには、ただ人生を何事もなく生きていては、成長がないため、ツインレイとまた出会うためには、それなりの試練や課題、使命が用意されており、それらをそれぞれが乗り越えて魂レベルを上げていき統合するという確かな目標があります。
だから、歌詞には人生への苦悩や葛藤など絶望感もよく現れていますね。
MVでは、最初は大森さんの表情は暗く、深い海にいるような暗い場所にいますが、後に光を見つけ大森さんは穏やかな表情で終わりますよね。
これが、ツインレイへ辿り着くための険しい道とツインレイへ辿り着いたゴールまでのストーリーがまず感じられます。
また、MVの中で大森さんが大森さんを見つめるシーンがあります。
このシーンの時に重なる歌詞は、
「大事にしていてもいい?
強がりが崩れる夜は
体丸めて
布団で小さくなってる」
この大森さんが大森さんを見つめている瞬間は、大森さんの夢の中だと感じます。
人は眠り、夢を見ますがこの時「魂のふるさと」に還って、会いたい人に会っており、いわゆる「あの世での家族」と会い交流をしています。
ツインレイは結局自分なので、ツインレイとも夢の中で会えます。
ツインレイと夢の中で自分自身を見つめ直したり、交流をしている表現なのかな?と感じました。
そして、ラストでは花火が飛び交います。
これは、まさに自分の中にいる「ツインレイ」を表現しており、「ツインレイ」は日本語にすると「2つの光」です。
また、「レイ」は光の意味だけでなく「光線」という意味もあります。
大森さんは、暗く深い海からやっと抜け出し、光、つまりはツインレイとの出会いや統合の目標を達成したという表現が感動的に表現されています。
最後あたりでは、本当に大森さんが、幸せで穏やかな顔で悟りに達したような表情は、こちらまで幸せな気持ちになるくらいでした。
そして、本当の本当の最後では「ダーリン」と言いながら、「自分はここにいるよ」と言っているかのように手をあげ、上から落ちてくる光を掴み、大森さんの魂と一つにさせるかのように、胸の中へ光を持っていき、「統合」させるようでした。
また、1番最後の歌詞、
「あの子にはなれないし なる必要もないから」
どんなに魅力的な人が目の前に現れたとしても、もう一人の自分は「自分」だから、ツインレイ以上の人は自分にはいない。
ツインレイは自分にとって自分の唯一無二の存在で、誰も代わりにはなれなくて、なることは不可能だから、なる必要がない。
という意味が隠れていると感じました。
「ダーリン」の歌のメッセージは、「Dear」の歌のメッセージと同様で、どんな苦難も不幸も乗り越えれば、ツインレイと統合するという私達の本当の夢とこの世に生まれてきた理由が叶い、達成されるよ!という、応援歌のように私は思います。
皆さんが、自分にとっての「ダーリン」、最愛の人と出会えることを大森さんは願ってこの歌を作られたと思います。
「1人じゃない」
みんな、「1人じゃない」。