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自分を愛することから全てが始まる~えーちゃんのコンサートに参加して~

えーちゃん(矢沢永吉)さんのコンサートに行ってきました。
熱狂的なファンというわけではないけれど、発する言葉や人生観にはいつも心を動かされ、パワーや生きる力をもらっていました。

「いつかは生の姿を見たい。」
そんな夢のひとつが、ついに叶いました。

今年75歳を迎えたえーちゃん。
その姿はまさに圧巻のひと言。

パフォーマンスはもちろん、歌詞に込められた想いやエネルギーが、ずしずしと胸に響きました。

特に心に残ったのは、キャロル解散後の不安な気持ちを語る場面。
「これから自分はどこに向かって走っていくのか…」
当時の葛藤を語る姿に、50年という年月の重みを感じました。


そして、その後に流れた若い頃のインタビュー動画。

「僕はやっぱり自分を愛してるの、自分が幸せになりたいと思ってるの…そんだけのことです。」

「だから物質的なものは別にないね。そうじゃなくて、自分を満足、幸せになりたいのね。」

この言葉が、まるで過去の自分に向けられたメッセージのように胸に響きました。

昔の私は、自分を愛することができなかった。
人と比べ、評価されない自分に自信を失う日々。

仕事に追われ、家族のためにと頑張りながらも、自分の気持ちを後回しにしてきました。
離婚したのは、息子が7歳、娘が3歳の時。

家族の思い出になる写真は、ほとんどない。

そんな過去も、30年間属していた組織から離れ、ようやく「これが私の生き方だったんだ」と受け入れられるようになりました。

ようやく自分を愛せるように…

「自分を愛すること。それ以上に人を愛したい。」

今までも、人の気持ちに寄り添った生き方をしてきたつもりでした。

自分を愛せるようになった今、ようやく本当の意味で、誰かを大切にすることがわかる気がします。

えーちゃんの語録から

名誉も手にした。だけど、寂しさは残った。おかしいじゃないか、オレは思った。そう思ってふと見ると、幸せのレールは隣にあった。オレはそのレールに乗っていなかった。それから矢沢の幸せ探しが始まった。だから物質的なものは別にないね。そうじゃなくて、自分を満足、幸せになりたいのね。幸せになりたいってことだけすごく大事に考えてる。一貫して言ってきてる事ですけど、僕はやっぱり自分を愛してるの、自分が幸せになりたいと思ってるの。そんだけのことです。


物質的な成功を超えたところにある、本当の「幸せ」を追い続ける姿。

自分を知り、自分を愛し、自分の幸せを追求しなければ、誰かを本当に愛することはできない。

これからも、もっと自分を愛し、もっと人を愛せる自分でいたい。

アンコールのタオルなげ、隣の人とぶつかりながら(笑)

2024年12月8日、今日も最高の一日でした。
すべての人、すべての物、すべてに、心から感謝です。






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坂口よしみ|未来が動き出す個性分析の専門家|ISD個性心理学講師
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