
良いマネージャーを模索した1年を振り返ってみた
こんにちは!マネージャー2年目に突入しました、ミライフの村田です。一貫して、転職/キャリア支援に向き合っています。
先週末は会社の年度末〆会でして、その時に"これちゃん(私のあだ名)は何に興味があって、楽しくて過ごしているの?"と問われ、ほとんど言葉が出てこないちょっと寂しい人間ではありますが…笑、1年間マネージャーとして経験を積ませていただいた中で、振り返りも兼ねて、noteを書いています。
🎯マネージャーにチャレンジされる方(したい方)
🎯マネージャーとして駆け出しで、モヤモヤを抱えていらっしゃる方
こんな方々に、何か1つでも、参考になると嬉しいです。
そもそもの組織体制について
組織規模としては30名強、マネージャーは5名(エージェントのマネージャーは3名)で運営している組織です。代表のスケさん直下で、マネージャー5名で事業/組織運営する形を現状は取っています。
エージェントのマネージャーに焦点をあてると、
・人材総合会社で10年近くマネージャーを務め、新規事業の推進もされてきたさなさん
・両面型エージェントでマネージャー経験豊富、人事としての経験もあるずんさん
・人材総合会社出身ではあるが、マネージャー経験どころかリーダー経験もない自分
という組織体で、たくさんの方に支えられて1年を過ごすことが出来ましたが、割とチャレンジングな状態ではありました。

抜擢の背景
遡ること2023年年末。プレイングマネージャーとして突き抜けた成果を残していた先輩のお休み、同い年で切磋琢磨し、次期マネージャーの道を1歩2歩先に歩んでいたエースプレイヤーの退職。これらが重なり、"さすがに自分が頑張らないと会社がやばくないか?"と突如スイッチが入りました。
"やばい"というのは、"このままで事業は成り立つのか?組織も崩れるのでは?"という不安な気持ちが強かったと思います。働いていて、好きだな、いいなと思う組織(チーム)を守りたいと思いましたし、もっと良くしたいという一心で、人が変わったように、働き始めました。働く時間という話もそうですが、それ以上に仕事のことを考えている時間が圧倒的に増えました。"どうしたら全体売上が上がるだろうか?""ミライフはどんなエージェントであれると生き残れるのだろうか?"
1プレイヤーとして自分で掲げた目標にぜいぜいしていた頃と比較すると大きな変化でした。実際は1人で空回りをしていて、耳の痛いFBを何度か受けているのですが笑、がむしゃらに組織を良くしたい、お客さんに貢献したいという気持ちを買っていただき、マネージャーに抜擢。これが始まり。2024年3月のお話です。
これちゃんがチームのことに当事者意識を持ってもらってるのを感じているよ。エージェントの各論の強さ、思考の深さ、やり切りなどもピカイチだと思っているのでグループの戦略推進もそうだし、リーダーシップもそうだし、そこら辺も強みが生かせるかもね。マネージャーになってからマネージャーの仕事をするのではなく、マネージャーになる前からガンガン、マネージャーの仕事を取っていけばいいよ。そしたら、結果「もうやってるじゃん」ってなるのでwこのままでOK!来年も期待してるよ
マネージャー1年目の実態
上期(3-8月)は2名のメンバーを任され、下期(9-2月)はクライアントサクセス(RA)という組織を立ち上げ、6名のメンバー(3名直近入社)と一緒に走ってきました。メンバーは1名を除き皆年上の女性でした。割と珍しいかもしれません。
例えばこんなことをやってきました。
・クライアントのアカウントマネジメント(得意は比較的、活かしやすかった)
・全社/チーム毎の売上を管理・可視化(課題)
・メンバーへの評価FB(最近の話。とても難しい)
・Qに1度のオフライン会議でミライフの未来について考える(未知)
・Qに1度、組織方針を考え、社員全員に発表する
・毎月の振り返りが個人→組織に変わる(組織主語で考える難しさ)
・週に1度のマネージャー会議で、進捗確認・メンバーの状況把握をする
・チーム運営における主導権が自分の手元にくる
・日々、落ちているボール全般を拾いにいくことで仕事が圧倒的に増える(=課題解決につながる)
仕事をする中で、"自ら売上を立て、率先垂範するのが大事" "不機嫌禁止 Yes、andを今の10倍意識すること"というスケさんの金言と、CDC→ミライフと同じキャリアをたどっていたマネージャーからもらったコメントには何度も立ち返っていました。他にもSlackでブクマして、自分を鼓舞してくれるメッセージはたくさんあります。
①業務が溢れるよ、固定の予定を入れすぎると詰む
②チームの売上と自分のテンションを紐づけると病むよ
課題にフォーカス。
③機嫌よくいる、何より大事。寝よう。
機嫌が悪くなる瞬間はいくらでも出る。沸点をコントロールする
④全部自分でやろうとしないこと
むりむり。1週間の設計は最初のうちにしておいたほうがよい。
⑤メンバーを信じるから始める
責めても仕方ない
自ら売上を立てるというミッションはなんとかできた思います。一方で、↑5個の指標にあわせて振り返ると、↓な1年でした。
①ちゃんと業務が溢れて、記憶が飛ぶタイミングが訪れた(特に下期の前半)
②まさにチームの売上と自分のテンション紐づけて病んだ(正確には、悔しい、やるせなさという気持ちの方が強く、病みではなかったかもしれないが)
③自分の機嫌はとりきれなかったな・・あんまり表情には出ないみたいですが、それでも"疲れ""マイナスオーラ"は隠せませんでした。
④できない自分を責める、ここに1番苦しんだかもしれません。自分への期待値が自分が1番高いという幸せなのか、あほなのか・・笑
⑤5個の中では1番できたかな、何よりメンバーに支えられました。
自分が理想とするマネージャー
"引っ張る<支えられるマネージャーでした"というのがこの1年でしたが、自分に全く満足していない、納得していないというのが率直な心境です。
マネジメントスタイルは諸説あると思いますが、例えば、Autocratic(独裁型)、Consultative(協議型)、Persuasive(説得型)、Democratic(民主型)、Chaotic(放任型)、Laissez-faire(容認型)、Management by Walking Around(歩き回り型)の7つで切り分けた時に、私自身のキャラクター的にはDemocratic(民主型)やLaissez-faire(容認型)が少しハマったかなと思っています。一方で引き出しが少ないですし、引き出しの多いマネージャーへの憧れであり、それを憧れで終えたくないなという気持ちがあります。事業/組織状況によってもマネジメントスタイルは変わると思いますし、メンバーによっても関わり方は異なるので、奥がとても深く、マネージャーとして駆け出しです。


おわりに
マネージャーとしての1年を振り返りながら、つらつらと書いてきました。マネージャーとして走り出す、走っている方と積極的に繋がりたいと思っているので、転職相談に限らず、是非交流の機会を頂けたら嬉しいです^^そしてぜひ"理想のマネージャー"についてお話を聞きたい、話したいです!
ミライフ公式noteでは、キャリアチェンジに役立つ情報を様々な観点から発信しています。
https://note.miraif.co.jp/
よろしければぜひ、フォロー・記事の♡(スキ)をお願いいたします!