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機関投資家の需給を左右するアナリストの投資判断「株価レーティング」とは
「株価レーティング」とは、証券会社などが発行する個別株のアナリストレポートに記載されている「買い」、「売り」など投資判断のことを言います。
株式市場では、国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。アナリストレポートには、相場見通しやストラテジー、高度な金融工学を用いた分析や予測を行うクオンツ、個別株に関するものまで様々な種類があります。
もともと、年金や保険会社など大きな資金を運用する機関投資家や海外投資家向けでしたが、最近では個人投資家でも手に入るようになり、私たちも目にする機会が多くなりました。
この中で特に株式投資を行う個人投資家の関心が高いのが、個別株のアナリストレポートです。アナリストが個別銘柄の将来の業績を予想して企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い」や「売り」を判断しています。
言い換えると、「株価レーティング」で「買い」と判断されたものは、企業分析のプロである証券アナリストのお墨付きの銘柄ともいえます。
株価に影響を与える大口の機関投資家はこのアナリストレポートをもとに投資する銘柄を決めます。
つまり、アナリストレポートを分析することにより、今後株価が上昇する銘柄を発掘することができるのです。