世はまさに大痛恨時代! ──角竜砲バズディアーカについてと「サンブレイク」近況。
気付けばMRも4になってしまっている──。
現状は謎の生物・キュリアによるモンスターの凶暴化だったり、キュリアと王域三公の一角でもある古龍メル・ゼナとの関わりが示唆されたり、メル・ゼナとの交戦の末に負傷した仲間を助けるべく凄腕の薬師さんを訪ねて密林で雷竜ライゼクスを狩る事になったり、新しく開放されたクエストでアルロー教官と一緒に千刃竜セルレギオスに挑んだり……と、そんな感じ。
ボリュームが結構あるな「サンブレイク」。
それは私がなるべくじっくり、それこそ十数年ぶりの狩猟生活を愛でるかのようにネッチョリ遊んでるから、というのもあるんだろうけれど、それを抜きにしても一足飛びでMRをガンガン上げるのが勿体ないのでは? と思えるくらい、色んな試行錯誤が楽しい。あと頼むから竜玉をもっとくれ。ちょっと装飾品に使いたいんだあれ。
現状がそういう感じなのだけれど、備忘録も兼ねて。
ここに来るまで主に担いでいるヘビィボウガンが二丁あるので、その二丁について少し書いておこうと思う。
◆ゴルム・カノン改
以前の記事で書いたバカの煮っころがし。
先日、ついにWeb上でスキルシミュレータを起動させたのでチューンアップのLvが1に下がったけれど散弾強化Lv,3が身につく装備構成を構築したので、これで使いたい弾の全てがキッチリ良い性能を引き出せるようになった。
と言っても通常弾、散弾、減気弾の三種。
そこに装填速度、反動軽減、ブレ抑制、弾道強化に弾丸節約……と欲しいスキルを全て積めたので、私の中でゴルム・カノンはこれが完成形で良い、と思っている。
◆バズディアーカ
「決闘用」と銘打たれ、使用可能な弾種を絞る代わりに高い威力と装填速度を得た名砲デュエルキャストの進化版。と言っても今作にデュエルキャストは存在しないんだけれど、このボウガンの初出はPSP版「3rd」からで良いのかな。もしかしたらWii版「3」かも知れないんだけれど。
キャスト系列のスラリとしたデザインから一転、幼稚園児が見てもディアブロス由来のボウガンと分かる、ズバンと伸びた二本の巻角。砂漠を駆ける暴君を彷彿とさせるゴツゴツした砂色の砲身……と、初めて見た時は大層シビれた記憶がある。
ここからズドンと強力な弾を撃つんだろ? じゃあもう三本目の角やんけ! 俺もうほぼ「歩く撃竜槍」やろ! なんやこのブレ大!? と大層キャッキャした記憶もある。
デュエルキャストの装填速度を失い、ブレ大が付与され、果ては会心率にもマイナスを背負いながら同レア帯よりも頭一つ、二つ抜きん出た攻撃力が最大の魅力だった。「3rd」では更にここに黒角竜の異名を持つディアブロス亜種の素材を加える事でネロディアーカという更に尖った性能のヘビィボウガンに強化できたものだったけれど、今作でどうなるかはまだちょっと知らない。
出てくると嬉しいんだけれどなんか出なさそうなんだよなディアブロス亜種。いや、だってリオレウス・リオレイアの亜種も出てきてないし。アッ、フルフル亜種さんは別に良いです。
──確かに思い出話がいつもいつも長くなるのは私の責任だ。
だが私は謝らない。好きな事をガンガン書いている時が楽しいからだ。
というかね、こんな最盛期を過ぎたであろう老ハンターの昔話をつらつらと読んでくれている人には謝罪よりも感謝を向けたいんだ。なんかいつもありがとう。私もモンハンが好きだ。
だからモンハン好きという共通項のある、大げさに書けば”同好の士”がこの記事を読んでくれて「こいつスゲェ変態だぜ」って思ってくれれば、まぁ……変態呼ばわりはゲーマーの誉れだと思ってるから……でもちょっと傷つくかも知れないな……見た目よりずっとナイーブなんだよアラフォーって……!
あぁ、いや……アラフォーなのはまぁ事実だから良いよ。
で……そう……本題……本題ィ……今作のバズディアーカだ。
「3rd」の頃はしゃがみ撃ち対応弾という個性があったのだけれど、「サンブレイク」におけるクラウチングショットはどの弾でも撃つ事ができる。神かな? その部分に関してはやや個性が減ったかな……と思わなくもないのだけれど、このボウガンの地味なオモシロポイントに「なんか貫通LV3が申し訳程度に2発装填可能」な点だと思っている。
つまり貫通弾LV3はクラウチングショット専用って割り切って撃てる。
これが面白い。
バズディアーカを持つ以上は体躯が長く貫通弾を通すのが有効だったり、楽しかったりする相手に挑むんだけれど、貫通弾LV3をクラウチングショット専用弾と考えると純粋に手持ちの弾数が60発増えるのが心強い。
弾丸節約Lv,3もあるから期待値で書けば60*1.25=75発換算かな。
そりゃあツラヌキの実も持ち込むし、極論、キャンプに向かえば無限の弾を引き出す事が可能ではあるんだけれど、行くぞ行くぞ追撃だァァ! オラオラ気炎万丈オラァァ!! みたいなテンションの時に悠長にマップ開いてファストトラベルしたいか? って聞かれれば私はしたくないんだ。
ガルクに跨りながら調合ページ開いてシャリンシャリンって通常LV3生成したりはするけど。
なのでやっぱり、「普段撃つ貫通LV1~2に加えてクラウチングショットでガシガシ消費しても良いよって思える貫通LV3も持ってる!」というのは、心強い。ミもフタもない事を書けば精神衛生的に良い。
私は前述のゴルム・カノンとバズディアーカを「散弾も撃ちたいか or 貫通弾も撃ちたいか」で使い分けている。
(機関竜弾か狙撃竜弾か、も大きな違いだけれど、そこは後述)
通常弾での弱点狙撃を念頭に置きながら、散弾が弱点に集まる相手……例えばジンオウガなんかだとゴルム・カノンを担ぎ、体躯の長い……例えばオロミドロ相手なんかだと貫通弾を通すのが楽しいのでバズディアーカを担ぐ、と言った使い分けだ。
あとはスタミナ奪取で動きが露骨に鈍る、有効な相手……ティガレックスやセルレギオスでもゴルム・カノンになる。
それ以外でもやはり狙撃竜弾の扱いが私は得意ではないので、大ダウン時に通常弾LV3の残弾が怪しい時にすかさず機関竜弾に切り替えられる利点からゴルム・カノンの使用率の方が、若干、高いか。
バズディアーカの運用に関してはそんな感じなんだけれど、もうひとつの大きなオモシロポイントはマイナス会心30%だろうか。
抜刀バズディみたいな運用法はない。ないよ。そういう時代じゃない。
抜刀術【技】とか積んだら世界が変わるのか? 変わらなさそう……。
───故に。
私は痛恨竜珠をはめる。
もうみんな大好きだと思うこれ。
もう私はこの痛恨竜珠、「バズディアーカにはめる為に生まれてきた百竜装飾品」だとすら思っている。痛恨竜珠、実質バズディアーカのパーツのひとつ。もはや絵に描いた龍の眼! 聖帝十字陵に於ける南斗の男の血! 最後のワンピース! はめろ! ワクワクの全てをそこに置いてきた!!
世はまさに大痛恨時代!!!
ありったけの夢が詰まっているこの痛恨竜珠!!!!!
知らない方のために軽く説明するとね、マイナス会心が出た時に25%でダメージが150%になる百竜装飾品だ。もう素直に会心率高めろって意見は凄い分かる。なんなら私もそう思う。でも今から頑張って見切り積める? 積めなかったんだ。じゃあもう痛恨竜珠を積もう! 30%の確率でダメージが75%になるけど更にその時の25%で攻撃力が150%になる? もう期待値の計算式がわからねえ! つべこべ言わずしゃがめよ!!(バァン!!)
あとは特種弾が狙撃竜弾じゃなかったらもっと起用機会増えてたと思う。
大ダウン時ですら綺麗に貫通する位置取りして特種弾装填→伏せる→撃つ、やるのは結構時間的に厳しい。再装填早めなのは嬉しいけれど、生憎、綺麗にヒットさせる機会に中々恵まれない。
あとは妃竜砲【姫撃】もたまに担ぐ。
しっかり通常弾と火炎弾、火炎貫通弾が撃てて、運用方法がハッキリしている点が良いね。素直に「こう使うと良さそう!」って解がパッと出てくれるのはアラフォーにも優しい。
武器スロなしと狙撃竜弾というのが個人的にマイナスポイントではあるけれど、例えばフルフルなんかを狩る時は最適解に近い。
「サンブレイク」環境ではモンスターの体力がインフレ気味なので活躍度合いは微妙かも知れないけれど、リオレイア素材のヘビィボウガンなので毒弾を挟んでちょっと個性を演出するのも楽しい。
何よりデザインが正統派のアンチマテリアルライフルっぽくて良い。
デザインは大事。
威力もそこまで前者の二丁より低い訳ではないので、攻撃力でいえばゴルム・カノン改が380、バズディアーカ改が390に対して妃竜砲は350。このくらいの攻撃力を保持し、かつ運用方法がハッキリしていれば「物理弾オラオラ戦術」を凌ぐ使い心地になる……かなぁ、というのが正直な感想。
だからジンオウガ素材の王牙砲【山雷】改(攻撃力330)とかタマミツネ素材のあしひきの山砲の御車改(攻撃力330)なんかはまだ起用する機会も出そうかな? と思わなくもない。攻撃力があと10~20高ければ……とは思うけど。
とはいえこの二丁は会心率も+10%あるので、期待値で言えば330*1.025=338……と捉えてう~んOK! って事にはなるの、か?
ここまで遊んできて……。
巷で聞く「サンブレイクは属性武器が強い」というのが、まだよく分かっていない。いや、これだけそういう言説がある以上は最終的にはそういう事になっていくんだろうからそこは疑ってはいないんだけど、なにせ、担いでいる主なヘビィボウガンが上記の二丁だ。バキバキ物理弾構成だな。
ヘビィボウガンは一射の威力を高める溜め撃ちや相手の隙を衝いて高速連射を浴びせるクラウチングショットが強力なダメージソースになってくるので、同じ「ボウガン」という括りでも相手の弱点属性弾を速射して……という扱い方が主になる(であろう、多分)ライトボウガンとはまた使用感や、狩猟に関する方法論が違うんだろうな……とは思うんだけど。
その辺りのヘビィ/ライトの使い分けの楽しみみたいなのも気にならないと言えば嘘になるので、その内ヒョイッとライトボウガンを担いで狩場に赴く日が来るのかも知れないし、来ないのかも知れない。全ては気分次第だ。
さて、次はいよいよ棘竜エスピナスに挑む。
私は「P2ndG」世代からのハンターなので、オンライン版「F」限定のモンスターという事でちょっと憧れがあったり。
実は後年、無料で遊べるHR100までの範囲で少し戦う機会がなくもなかった……のだけれど、所詮その程度の知識なので、もう気持ちは初見。
当時はなんか樹海の大樹の中でグースカ寝ていた気がする。
で、武器や装備がカッコ良かったんだったっけかな。
まだまだじっくり遊べるぞ「サンブレイク」。
ヘビィボウガンさえあればどんな強敵にも挑めるぞ私は。