「ライズ」で十数年ぶりにヘビィボウガンを担いだ老ハンターの記録
前回の続きであるよ。
もう画像とか良いよね。選ぶの面倒だし。だから読んで♡
ゲーム自体はソロ向けの里クエの★6までを無事終え、いい加減ヘビィボウガン以外も使わないと本格的にヘビィ縛りしている人みたいになってしまって引っ込みがつかなくなってしまうんじゃないかと悩んでいる。
とはいえだ、例えば……打属性なら7分の利、弾属性なら3分の利があるような……全武器を満~遍なく、そこそこ使えるプレーヤーなら打属性の武器を担ぐような局面、相手が居たとするとするよ?
それでも私はヘビィボウガンを担ぐ。
何故ならその4分の利を覆すだけの狩猟ぶりを見せれば済むと思っているからだ。具体的には調合素材込みで弱点属性弾&あるなら属性貫通弾を、それに徹甲榴弾や拡散弾などの固定ダメージ弾をなるべく全Lv持ち込み、それが撃てるヘビィボウガンを選定。
そうそう、オプションパーツはもちろんパワーバレルだ。
シールドは変なところで咆哮を引っ掛けて回転回避用のスタミナを削ぎそうで怖いのも大きい。
そこから調べた弱点肉質に向かって属性弾をフルチャージで撃ち込み続け──この場合、Damage Per Secondよりも総火力を重視したいのでなるべく溜め撃ちで当てたい──固定ダメージ弾も全て積み切る。撃てるなら睡眠弾→タル爆弾or竜撃弾、その後は……なんだろうな……何しような……?
第一弱点、第二、第三くらいまでを調べてはあるだろうから、泣きながらその肉質に向かって通せるように必死こいて撃つか、貫通弾…………。
──でも、それでもだ、私が普通に、例えばハンマーを持つよりかは確実に早く狩れる自信があるから困る。逆に言えばヘビィボウガン以外の武器が相対的にヘッタクソ過ぎて「じゃあもうしょうがないからヘビィ担ぐのが最適解じゃねえか!」みたいな話になっている。
あれ? もしかして凄く恥ずかしい事を書いてないか? 今。
い……一応「P2ndG」の頃なんかは全武器を満遍なく使えないと突破できない訓練系クエストを制覇して無事、鷹見のピアスや増弾のピアスを教官から貰えはしたんだけれど。
あ、でも、あれは……なんだろう……? どちらかと言えばあの頃の訓練クエストって、武器の扱い以上に手持ちのアイテムや闘技場で拾ったネットとトラップツールを調合して落とし穴を作って~、みたいな、機転利かせ訓練、みたいな側面もまぁまぁ強かったんで、実際のところその武器の習熟度はそこまで問われていなかったかも知れないし、そこはもうキチンと断言できる自信はない……なぁ……。
とまぁ、前回に引き続きモンハンの事を書いていくよ。
何度でも書くけれど私のハンター全盛期(って書くと大仰な気がするけど、まぁ)はPSP時代だったので、その頃から色んな事が変わっていたり、その反面、ここは当時のイメージのまま扱えるんだな、と思えるところがあったり。
馴染みあるデザインのボウガンなんかが今でも現役で存在してくれたり、何より「ライトに比べ機動力に劣るものの威力で勝り、扱いに習熟すれば色んな局面に力強く対応できる!」というヘビィボウガンの”骨子”のようなものはキチンと今も変わらず在り続けてくれているんだな、と思わせてくれるところが好き。
あれから随分時間も経って、お互い変わっちゃったところもあるけれど、どっこい、根っこはさして変わってないみたいだな……、なんて、十数年ぶりに会った仲の良い友達だったり。
長らく離れていた地元を久しぶりに走ったら、知らないところに新しいお店やテナントが入っているけれど、昔と変わらない町並みが並んでいたり……みたいな感覚で接している。
総じて、楽しい。
──「ライズ」になっても、ヘビィボウガンは、楽しい。
今も天道に爛燦と輝き続ける最強武器のままだ。
だから結局、冒頭で書いたようにヘビィボウガン一本で里クエストを制覇してしまって、もうヘビィ縛りみたいになって引っ込みがつかなくなる前に早くなんとかしろよォー! って話になっているんだが。まぁ。
以下、現時点……ほぼファースト・インプレッション状態での「ライズ」からの……からのなのか? PSP以降追加されたであろうヘビィボウガンの新機能を、私の所感&偏見を交えてつらつらと書いていこうと思う。
これは私とヘビィボウガンの再会の記録みたいなものだ。
■狙撃竜弾&機関竜弾
これ最初マジで意味わかんなかったよな。
なんか確かPSPの頃は○ボタンが射撃ボタンだったような気がするんだけど、ついその頃の癖でAボタン押したら「燃え上がれ我が血潮ォォ!!!!」とか熱血ボイスでボウガンガシャッして伏せるんだもん。
「いや何やってんだコイツ!?」ってマジでなったもんな。
で……この謎の伏せ撃ち態勢は狙撃竜弾の予備動作だったらしい。今のヘビィボウガンには機関竜弾と狙撃竜弾という特殊な撃ち方が割り振られており、通常の射撃とは別でまとまったダメージソースとして活用できるそうだ。
両者とも、クエスト開始時にはゲージがフルチャージ状態で、撃った後は時間経過でゲージが回復していく仕様上、何ならモンスター遭遇時の初手にぶっぱしても悪くはないと思える。
特に連射タイプだからゲージ途中で切り上げても構わない機関竜弾と違って、単発の狙撃竜弾は一発撃つとチャージしきるまで撃てない事や、射程距離も非常に長く取られているため、例えば未発見状態の相手に先制攻撃……! と撃って射撃回数を増やした方が上策のように思える。
狙撃竜弾は前述の通り、長距離射程の弾だ。
標的に貫通後、貫通した部位で爆発が起こって更にダメージが乗る。
いわゆるスナイパーみたいなイメージがそのまま当てはまるような竜弾だ。「ソードアート・オンライン」のシノンみたいでカッコイイ。が、反面、一発撃つとチャージしきるまで撃てない点や、単発のため外すと丸々ダメージソースを丸損してしまうのがリスクと言えばリスクだ。
まぁでもそんなものはどんな弾であろうとそうだ。
機関竜弾はスナイパー的な狙撃竜弾とは対照的に、短距離射程の弾だ。
ボタンを押しっぱなしにする事で近距離(恐らく射程的には通常弾と同程度)で何十発も低威力の弾をバラ撒き続ける、ガトリングガンのような竜弾だ。
撃ち続ける事でゲージが減っていき、ゼロになると終了。
ただこちらは連射型であるが故に途中で切り上げればそれだけゲージ回復までの時間が短く済むので、例えば転倒したりスタン中の間だけ撃ち続け、通常の状態に戻る頃に自分も切り上げて通常射撃に戻す事もできる。
「細かな隙にも差し込める点」が私は気に入っている。
また、伏せ撃ち態勢と取らないため連射中に移動できる点も大きい。
機関竜弾による手持ちの弾消費がない事も加味して考えると、私的には移動しながら撃てるしゃがみ撃ちみたいなもんじゃねえか! となる訳だ。しゃがみ撃ちによるまとまったダメージソースと機動力まで入手できるだなんて、お前、これは、もう、ますますヘビィボウガンが公式チート……初心者救済用武器種……カムラの里の”雷神シド”……みたいな顔になっていく。
あとはもうみんな大好き連打技だ。
「オラオラオラオラオラオラオラオラ」でも
「ガトガトガトガトガトガトガトガト」でも
「あったたたたたたたたたたたたたた」でも
好きな連打ボイスを叫びながら存分に撃とう。
■竜撃弾
ガンランスの竜撃砲みたいな事がヘビィボウガンでもできるようになってしまいました。
持てるのは5発だけだけど別に放熱機構がカシャーン……(カッコイイ)して一定時間撃てなくなる訳でもない。だったらガンランスも無制限で撃たせてやれよって思ったけど、まぁ。そこは。
相手が動かないで居てくれるんならそこからもう一発撃てない事もない。まぁほぼ撃てないだろうけどさすがに。
でもなんだこれ射程が死ぬほど短い。
ボウガン殴りとどっこいどっこいくらいの超々単射程。でも威力は確かに凄い。タル爆弾より高かったんじゃないかな確か。というわけで睡眠爆殺の起爆に使って更にダメージを積むような運用が一番現実的なのかな。
もしかしたらコレを絶妙に撃ちこなして超短時間で驚異のDPSを叩き出す変態も世界には居るのかも知れない。しらんけど。
超近距離で放つ最強の技という点で言えばほぼ陸奥圓明流「無空波」。
GO BOY! STAND AND FIGHT!
■移動射撃&移動再装填
ただでさえ一撃必倒のヘビィボウガンの弾が歩きながら撃てたり再装填できるようになってしまいました。
「左之助は右手の拳でしか『二重の極み』が放てないのに”明王”の安慈は全身で放てるのだぞ。驕るな、小僧。」ぐらいの戦力差が生まれてしまいました。教えてやるよマダラバカ。
じゃあもうやっぱり最強武器にして公式チート、初心者救済武器にしてカムラの里の”雷神シド”じゃねえかって思うんだけれど、まぁこれもボウガン毎に対応している弾種が限られているので、そうでない弾の場合は左之助として戦って下さい。
しかしまぁ実際撃ちながら歩けて再装填できる利点ってのはPSP時代が全盛期だった老ハンターには虎が翼を得たような衝撃があって。
もっと昔のヘビィボウガンってのは敵の向きや移動速度なんかも頭に浮かべながら安全地帯を探して、「(ここでならあの部位に○発撃てる、その後はこう来たら回転回避でこの向きに来れるように動いて……)」みたいな事を読みながら扱う武器というイメージが強かったんだけれど──そのイメージが明確正確であればあるほど強くなる──この移動が可能になっただけで安全地帯がグッと広がった。
最も、だからといって積極的に攻め過ぎたら手痛い反撃を受けるのは旧来通りだし、虎が翼を得た先にはそれでもなお苦戦する強敵が存在するって事か……!? って話にもなるんだけれど……それはそれでワクワクしてしまうな……? ヘビィボウガンは無敵の武器なんだぞ……?
■属性貫通弾
「ナウ」遊んでる時にもあったからあったんだろうなぁという感覚。
まぁ、属性特化型のボウガンに搭載されているイメージ。
例えばトビカガチのヘビィなんかは電撃貫通弾が撃てたり。
で、当てれば確かに貫通もする。
第一弱点肉質だけじゃなくて第二、第三くらいまでは把握しておきましょうね、ってのは旧来からのハンターの嗜み……特にマルチプレイなんかでは、頭部が弱点の相手でも仲間に打属性使いがいれば位置を譲って第二弱点を主に狙う、なんてのはよくあった話……だし、恐らく単発威力は通常弾と貫通弾と同じような関係性だろうから、そういう意味では上級者向けの弾と言えるんだろうけれど、単純に「属性総火力」が伸びたというだけでも心強い。
ので、上手く使いこなしていきたい。
■拡散弾
これごめんまだよく分かってない。
旧作の頃は着弾→爆発と共に小爆弾がパラパラと相手に降り掛かってまた爆発、みたいな使い方で、固定ダメージだったのもあって極端に肉質の硬い黒竜相手なんかだとこぞって皆で撃ったものだったけれど、今作はまだちゃあんと触れられてないなぁ……。
■放散弾
ごめん拡散弾以上によく分かってない。
こう……散弾との違いがよう分からん……。
書きながらまだまだ分かっていなかったり、あやふやだったりする点が多いのがよく分かった。
これも旧作の頃から「ガンナーは知識が八割」「ガンナー最大の武器は知識」とはよく言ったもので、そういう意味ではまだまだ狩場に復帰したばかりの老ハンターである事がよっく分かった。
よし、まだまだ担ぎ倒すぞヘビィボウガン。
あと別に本当にヘビィ縛りとかではない。これだけははっきりと真実を伝えたかった。