シュールな笑いって難しいんだな……「大怪獣のあとしまつ」途中まで観たよ。ほか。

 雑多に書こう。
 そんなに、ガッと一つの事を精魂込めて書く感じの晩でもない。


・「大怪獣のあとしまつ」途中まで観たよ。

 残念ながら休前日の深夜にのみ許されるニンニクラーメン後だったので一時間しか観なかった。途中で眠くなってしまったんだ。
 ので、途中まで観たよ。としか書けない。

 続きは観ないのかい? と聞かれたら……まぁ……そうだな……。
 他にも観たいアニメとか映画とかあるしな……。
 なんやかんやまだ「燃えよ剣」観られてないしな…………。

 あんまり評判の良くない映画なんだけれど、冒頭に関しては結構ワクワクして観ていた自分が居てちょっとビックリした。たまにある、世間的な評価は得られなかったけど私は好きだなって思える映画みたいなそういうパターン? って最初は思えたりもした。
 「空想科学読本」とか好きな少年だったし、「シン・ゴジラ」っぽい、ちょっと現実に寄せたハード目な世界観で大怪獣のあとしまつっていう、人類未曾有の危機に対処していく感じの物語~? みたいな。
 いや、まぁ、オチはネタバレ感想さんざっぱら読んだから知っては居るんだけれど、ともかく冒頭を観ている感じではそういう期待感みたいなのは感じられたし、それは嘘じゃなかった。

 なかったんだけど……!

 なんかの大臣が「石鹸を陰毛で泡立てるようなもんだろ?」とか言ったり、どう見ても蓮舫さんにしか見えない人が「(大怪獣の死骸から漏れ出た匂いは)ウンコかゲロの匂いです!」とか、全体的にキショい上にスベってるからもうその辺から観る気があんまりしなくなってきたね。
 だってやってる事がキショい上にスベってるし。

 言葉選んで書こうかなって頑張ったんだけど正直そんな感じだった。
 ごめん。

 こう……あれだ……。
 「未曾有の危機に右往左往する、総理大臣を筆頭とするエラい人たち」
 とか、
 「怪獣の死骸に有害性がないと分かった瞬間に(資産価値を見出したのか)所有権を主張しはじめる他国」
 「と思ったらやっぱり有害性がありそうなので速攻で手のひらを返す他国」
 とか、
 「それでも神妙な面持ちで怪獣の死骸と対峙する現場との対比」
 とか、とにかくマジメな感じでバカをやる、とでも言うんだろうかな。
 そういうのを前述のセリフ回しで全部キショくスベらせてしまってしまった感じが伝わってくる。なんだろうな?
 観てて思ったのは、「シュールな笑い」って難しいんだナ。って事だった。

 たぶん続きは観ないんじゃないかなぁ……。
 あ、あと不倫とか三角関係みたいなのも別に興味なかったです。

 あと濱田岳さんが出演していました。
 「仮面ライダーBLACK SUN」とか「警視庁アウトサイダー」を楽しく観ていたので、この方はなんだか最近よく観る俳優さんです。
 腹に一物抱えてる曲者、みたいな演技が上手で好きかも知んないです。


・ちょっとだけお仕事の話。

 今の部署に来て今年の5月で実は一年が経過したんだけれど、ようやく、ようやく……ちょっとずつ「これなら何とかできそうかな」って思えてきたのが結構最近、だったりする。
 割と手探りで、……と書くと色々親切にして下さっている方々に対して失礼に当たるかも知れないんだけれど、そこは、まぁ、……手探りな部分も込みで、じたばたじたばたしながらやってきた感覚が一年ほどあって、それが一年経ったこの5月くらいからようやく、前述の感覚が持てるようになってきた。まだまだ過程。

 私はTwitterなんかでも部署異動前から「すべての業を修めて早く最強になりたい」ってず~っと呟いてて。
 でも自分の至らない部分だったり、仕事の拙さだったり、視野の狭さだったり、そういう事をガッツンガッツンと思い知らされた一年だったのかも。と、思わなくもない。です。

 後はまぁ、これは別に書いても良いか。
 旧部署にはなんだかんだで7年ほど居たんだけれど、そこの上司殿にとてもとても恩義を感じている部分があって、なんなら異動後の最初のモチベーションは「その方の下に居た人間は別部署に来たらてんで使えない奴だった」って思われたくない、というのが強かった。
 というか、それは今でもそうか。
 私が仕事で下手を打つのは、自分を育てて下さった方の顔に泥を塗る事になるんだぞ。ってのは、まぁ、今でもやっぱりあります。

 今でもあんまり社会人として出来た人間とは思えないんだけれど、それでもやっぱり今の仕事は嫌いじゃない。しんどいなって思う事もこの一年ムチャクチャあったけど。
 根っこの部分での話ね。社畜的な意味じゃあなくって。

 私は最終的に旧部署に戻る事になるんだろうかなー……って予感がうっすら程度にはあって、まぁでもそれは別に今の部署で全力を尽くさない理由にはならないし。というか、どこに居ようと全力で新しい業を修めて自分のチカラにしていく事はやめちゃいけないんだから、まだまだ。まだまだやります。
 もっと面白い仕事を回して行くし、たぶん、もう、私は周囲の人間に面白く仕事をしてもらう環境を整える側になりつつあるんじゃないだろうかなって、ヘンな自覚も込みで。

 ガンガンやるよ。
 やれるとこまで。まだまだ、もっと。


・今割と人生が楽しい側の人なんですけど。

 この感覚、正確には去年とかからなんだけれど、なんというか……我ながら……よくここまで登ってこれたもんだなぁ……という驚きがあったりする。
 私の人生は32歳だった2018年の9月に人生最大の失敗を経てからは私生活的には下降一直線で、精神的にズッタズタのボッコボコにされた苦い記憶があるんだけれど、まぁ、その原因に関しては今でも思い出す度に「絶対許す訳ないでしょ~?」ってなりこそすれ、思い出す頻度自体はだいぶと減った。

 で、今は割と人生が楽しい。
 これって結構凄い事のように思えていて、10代20代の頃なんて30代にもなれば人生に大した起伏なんて訪れないような気がしていたし、なんなら30歳になった瞬間は「もう激しい時代は去ったのかもね」ぐらいの……今にして思えば甘っちょろい達観ゴッコみたいな感覚すらあったもんなんだけれど、まぁ、そんな事は全然なかった。
 なんなら30歳超えてからの方がよっぽど起伏に富んでいるような気すら今はしている。これは喉元だからであって、それも過ぎれば忘れる熱さなのかも知れないし、今後40代50代と経ていくにつれて「30代の頃は甘っちょろい考えを抱いてたモンだな~」ってケラケラ笑っちゃってるのかも知れないけど。

 そりゃまぁ当然日々単位でいえば良いこともそうでないこともたくさんあるんだけれど、それでも、それも含めて「人生は楽しい」って今はそう思えてる。だって空が青いから。とまではさすがに言えないけど。
 なんやかんやであのどん底精神からここまで復帰してきた自分って、いや自分というか……あれです……文字にすると薄っぺらく感じるんでシャクなんだけれど、私は本当に周囲の人間に恵まれたんだと思ってる。一人じゃ絶対もっと短絡的なことになってたろうしなぁって自覚もあるし。
 

 そんなもんイチイチ書くのは照れくさいんだけど「言わなきゃ伝わらない」っていつも言ってる以上はちゃんと文字にもします。
 いつもありがとう。本当に。
 あんまし迷惑とか心配とかはかけないようにします。

 
・そろそろ寝よっと。


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