怠惰を極めて路上に行き着く
意識の高い人が朝活を始める時間に
怠惰な自分はこれを書いている。
自分のために。
自分だけのため言葉は虚しい。
虚しいと知りつつもここにこうして書かずにはいられないのだから
仕方がない。
有益でも適切でもない。構成もない。
思いついたことを思いつくままに書こうと思う。
現状を確認しよう。
29歳,無職。
生活リズムが狂い眠れなくなってこれを書いている。
コロナでクビにされたわけではなく元々フリーターで就職活動に専念するために無職になった。
すぐに決まると思っていた。
けれど現実は甘くなく,なかなか決まる気配がしない。
それでも危機感があまりなく時間を持て余している。
自分が路上で生活している像がリアルに思い描けない。一方でバリバリ働いている姿も想像できない。
そういうわけで就活1割,YouTube6割,Netflix2割, 読書1割の生活をしている。
無職になって2ヶ月半。
貯金はあと20万しかない。
あと2ヶ月で路上に出ることになる。
怠惰を極めて路上に行き着く,という至極当然の格言めいたものを思いついてしまっても体は動かない。
音楽や小説や映画で目を背けていた現実が目の前に現れて,その壁の高さにまたしても逃げたくなっている。
強盗に入られて,その強盗を撃退しようと果敢に襲いかかる人を映画で見るけれど,自分は絶対に固まって動けない側の人間だと思う。
恐怖で体が動かなくなってしまうのだ。
でもこれを書いていて,少しやる気出そうかなと思えてきた。
別に強盗に襲われたわけではないのだ。
「老人と海」の老人がサメと戦った映像が脳裏に浮かぶ。
明日はハローワークに行ってみようと思う。