風疹の乱 2018〜我が家の場合〜
今年は風疹が流行っていて、連日ニュースにもなっている。
自分が妊娠初期のタイミングで流行とは絶妙すぎないか…なぁ、わが子よ。
私は母が母子手帳に記録してくれてあり、小学生でかかっているので多分大丈夫。
初期検診の血液検査にも項目があって今(10週)は結果待ちだけど、わかるのが12週の頃なので、母の記録がなかったら気が気じゃない日々を送っていたかもしれない…。
(※検査の結果、抗体は十分にありました。)
夫については、本人も家族もわからないと言う。もし感染したら、わが家が大丈夫でも他の妊婦さんにうつしてしまう可能性がある。しかも夫の会社にはたくさんの妊娠しうる年齢の女性スタッフがいる…ヤバイじゃん( ゚д゚)
まずは抗体検査だ!
長野県は、抗体の少ない妊婦と同居する家族は無料で検査が受けられる!
しかーし。検査日が近くの合同庁舎では隔週水曜と限られているし、結果がわかるのが10日後とのこと。うーむ。(ここでも、もし私が抗体が少ない可能性が高かったらどんな気持ちで過ごすだろう、、と想像してあせりはじめる。)
あまりうるさく検査に行けだの注射しろだの言うのも何だし、夫が自分で考えてやってくれるだろうと1週間ほど放っておいたら、翌週とその次の週と東京出張に行くと夫は言う。
検査しても間に合わないじゃん( ゚д゚)
流行中に都会の人ゴミへ?
高まる不安とあせり…。
調べると抗体がある人でも予防接種を受けて問題ないとわかったので、そのタイミングであった私の検診で一緒に病院へ行き、予防接種を受けられるか聞くことに。でも、病院では「予約をしていないと受けられない」とのこと…。
私は内心、「もし抗体が少なくてすでに感染してたら、今病院に来ている妊婦さんにうつしてしまうのでは!?」と超ビビっていて、もーう気が気じゃない。
もっと早く動いとけよ!
危機感ないのかよ!
っつーか、想像力がないのかよ!
と、あせりMaxで内心ブチ切れ状態(c" ತ,_ತ)
産院と併設の病院は家から少し遠いので、「家の近くだとどこで受けられるのかなぁ?」とのん気な夫に、近所の行ったことがある内科に今すぐ電話して聞けと圧をかけ、無事に予約ができて3日後に注射してもらいました。あーよかった。
でも、なかなか動かないのは、私の妊娠をちゃんと考えくれていないからのように思えてとても悲しかった。
もし私の抗体が少なくて、自分が風疹になったらどうなるかとか、思わないのかなと。
私も風疹の抗体は大丈夫だろうとわかりながらだいぶ大げさに焦ったけど、未経験の妊娠で流産にハラハラしたり、生きてりゃ生きてたで、自分の体内で日々人間が作られていくというのは結構ビビるもんです。
そういうことを少しでも想像してくれたらいいのにと、思ってしまうのですよ。
女性がたくさん働く職場なんだから、なおさら考えようよ、と。
そんなこんなが露見したわが家の風疹の乱でした。一件落着。
ここからは余談。
、上田市では予防接種の費用を補助してくれる制度があるけど、「妊娠を希望する女性」と「抗体価の低い妊婦の配偶者と同居家族」が対象。私が慌てたような感染拡大のための予防は自費でということになります。
これは長野県の無料抗体検査も同じ。
ということは、対象になる場合、
妊娠がわかる(5〜9週)
→妊娠12〜14週くらいの初期検診の結果を見て抗体が少ないことがわかる
→夫・家族の検査(結果がわかる10日後は早くて14週)
→予防接種の予約。数日で接種。
という流れだから、注射ができるのは14〜17週?もはや初期は過ぎて安定期に入る頃。
……あんまり間に合ってなくない!?
2ヶ月もドキドキして暮らしたくないよ〜。
人ゴミに行かずに暮らせる地域にいるからまだマシけど、都会にいたらかなり神経質になってしまいそう。
それに、自分自身に予定はなくても、「本人や家族が妊娠する可能性のある人」が周りにいる方は、流行してる今こそ検査を受けてほしいけど、気持ちや手間的にも費用的にもむずかしいだろうなと思った。
妻が妊娠してるはずの夫でさえ、そりゃあのん気なもんだったからね…。
妊娠がわかったばっかりの頃は流産の可能性も高いから「妊娠しましたー!」って職場や周りにやたらと言うのはためらわれるので(特に初めてだと恥ずかしいのもある。)、お互いに妊娠や風疹が後からわかって悩んだり悲しむことのないように、
風疹の流行をきっかけとした、大人の抗体検査や予防接種の推進が自分の状態をよく知る機会になるといいなーと心から思います。
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