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【Caitlin's】もし世界を助けたいなら、帝国と戦うことに焦点を合わせよう
人の役に立ちたいと思って、兵士に、警察官に、弁護士に、政治家に、ジャーナリストに、教師に、セラピストに、ソーシャルワーカーに、ショービジネスその他の職について、自分が見た現実にうちのめされる。そんな人たちにケイトリンさんは語りかける。
[原文情報]
タイトル:If You Want To Help The World, Focus On Fighting The Empire
著者:Caitlin Johnstone
配信日:Nov 23, 2024
著作権:こちらをご覧ください。
原文の朗読:こちらで聴けます。
人の役に立ちたいと思って兵士になると、兵士としての仕事が映画やドラマで描かれるようには進まないことに気づく。あなたは、自国を守る英雄ではなく、むしろ殺戮する側であり、あなたが殺そうとしている相手はあなたから自国を守ろうとしているのだ。
人の役に立ちたいと思って警察官になると、警察としての仕事が映画やドラマで描かれるようには進まないことに気づく。あなたの仕事は犯罪から人々を守ることではなく、そもそも犯罪的であるシステムを守ることだ。そして、その社会で最も悪い人々は決して刑務所には行かない。
人の役に立ちたいと思って弁護士になると、弁護士としての仕事が映画やドラマで描かれるようには進まないことに気づく。法律は一般の人々を私たちの中で最も悪い人々から守るためではなく、むしろ悪人を一般の人々から守るために存在しているのだ。
人の役に立ちたいと思って政治家になると、政治家としての仕事が映画やドラマで描かれるようには進まないことに気づく。政治でのあなたの力と影響力は、あなたが解決しようとしている問題をまさに引き起こしている富豪や利益団体、権力構造と妥協し協力する意思の大きさに比例して得られるものなのだ。
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