見出し画像

インストラクショナルデザイナーのひとり言 『不適切にはほどがある!』★世代間ギャップ・マネジメントのヒント その3

85/10/5の法則

弁護士であり、元連邦検察官であり、法律ブログ“Popehat”の執筆者でもあり、全米の様々な組織でハラスメント防止セミナーを開催してきたケン・ホワイト氏によれば、ハラスメント研修には「85/10/5の法則」というのがあるそうです。

ホワイト氏曰く、ハラスメント研修の参加者のうち85%は、もともと職場での適切な振る舞い方を知っている人、放っておいてもパワハラ・セクハラをする怖れはない人、つまり2時間もじっと座ってハラスメント防止の話を聞く必要のない人たちです。

弁護士やカウンセラーを儲けさせてくれる(!)ありがたいハラスメント予備軍

いっぽう5%は、どんなに口をすっぱくして教えても懲りずにハラスメントをしてしまう人、始終問題を起こしては弁護士やカウンセラーを儲けさせてくれる(!)ありがたい人、研修効果のまったく見込めない人たちです。

そして残りの10%が、研修を受けなければハラスメントを起こすリスクがあるけれど、研修で学ぶことでハラスメントを防止することができる人たちで、この10%の人たちをターゲットに研修を組み立て、彼らの考え方、言動、行動を変えることができれば、限りなくホワイトな環境ができるというのです。(続く……)

#TOASU
#キャリアデザイン
#ふてほど
#ハラスメント研修
#世代間ギャップマネジメント
#インストラクショナルデザイナー

 
 

いいなと思ったら応援しよう!