さよならだけが人生ならば...

花に嵐の景色に逢うと
いつも想い出す詩があります

ひとつが于武陵の『勧酒』

勧君金屈卮
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離

井伏鱒二の訳が有名ですね

この杯を受けてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

もうひとつが寺山修司の
『幸福が遠すぎたら』

さよならだけが 人生ならば
また来る春は 何だろう

はるかなはるかな 地の果てに
咲いている 野の百合 何だろう

さよならだけが 人生ならば
めぐり会う日は 何だろう

やさしいやさしい 夕焼と
ふたりの愛は 何だろう

さよならだけが 人生ならば
建てた我が家 なんだろう

さみしいさみしい 平原に
ともす灯りは 何だろう

さよならだけが 人生ならば
人生なんか いりません

♡♡♡♡♡

人生の真実は
ひとつではありません

どちらの真実を選ぶのか
それはわたし次第

わたしは、いつも
そう思います

どうぞ素敵な花嵐の1日を🌸
#江ノ島 #渚のウェルビーイング #インストラクショナルデザイナーよしりんの海街日記

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