桃の缶詰

『3歳のとき、
母に連れられ、
父を捜しに広島市内に入り
被爆しました……
被爆した人たちが、
郊外にある私の自宅周辺まで来たのを
覚えています。
「水がほしい」。
髪はぐしゃぐしゃで服もぼろぼろ。
女の人が缶詰を手にして、
母に「開けてください」
と頼んでいました。
中には桃が入っていました』
(朝日新聞8月9日朝刊11面 
広島県原爆被害者団体協議会理事長  
箕牧智之さんの記事から)

この女の人は、
桃を食べることができたのだろうか。

熱く焼けただれたのどを、
一瞬でも、
甘く優しい果汁は潤したのだろうか。

78年前のことを
確かめたくなる
もどかしい朝。

長崎、78回目の原爆の日。

Peace of my wish♪を弾いてみました。
#長崎原爆の日 #今朝の江ノ島 #渚のウェルビーイング #インストラクショナルデザイナーよしりんの海街日記

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