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辛い思いをしている人が笑うわけがない、という間違い

こんにちは。
はたらくお母さんです。

性被害や虐待、いじめなど、とてもハードな境遇におかれた方達が、時に笑顔になったとき「笑っているじゃないか」と批判されることがある。

そのとてつもない見当ハズレの、アホな、脳みそのかけらもない指摘をする人たちに私は伝えたい。

人の苦しみには様々あるが、特に苦しいのは尊厳を傷つけられた時や大切な人を失う苦しみ。
どちらも、自分が生きている意味すらも揺らいでしまうような、惨めな苦しみ。
それほどまでの苦しみに置かれた時は、人はむしろ悲しい顔はしないだろう。
泣かないし、怒らない。
ただただ、これは夢だと思いたいというか、自分の身に起きたことだと思わないように気持ちに蓋をするのではないか。
そして、やめれば良いのに、あまりにも苦しくて笑ってしまったり、冗談を言ったりするのではないか。

誰かに傷つけられた人は、泣いたり怒ったりしなくて良い。悲しい顔をしなくて良い。その人は本当は笑っていれば良い。あなたは全然悪くないのだから。悪いのは傷つけた人だから。その人たちが泣いたり悲しめば良い。

なのに、傷つけられた人に悲しみを押し付ける。
この見当ハズレ。

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