占い師道16 ついに!そしてここから② 占い師道完
こんにちは、サガンです。
ほんのりまだ蒸し暑さを感じるときがあるものの、だいぶ秋めいてきましたね。
前回の続きを。
はじめから完全個人でやっていくか、どこかに所属してやっていくかで、
サガンはまずは所属を選択しました。
そこで、某占いの館に思い切って面接を申し込んでみました。
さっそく日程を組んでいただいて面接です。
これまでの活動実績などを聞かれていざ模擬鑑定。
これは二人きりでというのもあってか、自分が考えていたよりは緊張はしませんでした。
少し自分の中でダメもとという開き直りが幸いしたのだと思います。
と言いつつも、もともとかなり緊張するタイプなので
変な汗はしっかり、ばっちり流れていましたけど笑
時間も決められていない模擬鑑定。
話を進める中、「はい、もう大丈夫です」
のど自慢で突然に鐘を鳴らされるかの如く終了の合図。
(ああ、これはあかんかったかな、、、)
もう少し具体的なアドバイスがほしいとフィードバックをもらいました。
のちに、なんと!
「伸びしろありそうなので採用します」
(え???)
「ほんとですか?ありがとうございます。というか、わたし大丈夫なんですか?」
「最初からバリバリというわけにはいかないと思いますけど、だいじょうぶですよ」
という訳で、思っていたよりもあっさりと採用が決まったのでした。
よーーーーーし!という気概と不安が入り混じる中で
プロフィール文やら写真やら。
館用の名前も決まり。
あれよあれよと二週間後には所属鑑定が始まりました。
特に新人紹介などもない館。
自身の口コミはゼロの状態で、すでに口コミやファンを多く獲得している先輩方に
並んで指名してもらうのはなんとハードルの高いことよ。
ほぼ待機の時間が流れていきます。
ただぼーっとしているのはもったいないので、勉強をしたり本を読んだり。
そんな中、自分の言葉を残す経験もかねてブログ的なものをやってみようとこうして拙いながらもnoteを始めてここまできたわけです。
そんな感じですから、いざ指名が入るとまずは感謝です。
わたしを選んでくださりありがとう。
なんで選んでくれたんですか?と聞きたくなってしまうくらいの驚きです。
霊感霊視をうたってないし、知名度もないし、
プロフィール写真もいまいち笑
そう、プロフィール写真がちょっと、、、だったんですよ。
自分で選んだわけではないのですが、枚数はそれなりに撮ってくれていたはずで、その中から選ばれてこれということは相当な写り方だったんだな笑
ただ、こんなことを何かの言い訳にはしたくないんですが、
7割くらいのお客様に
「先生、写真変えたほうがいいんじゃないですか?」
と言われる始末。
お客様に言われるって。。。
でもそこは私がお客様によい鑑定をお届けできれば関係ないのかなと。
外のせいにする段階じゃないなと。
ファーストステップではじかれているかもしれないのは痛手ではあるんですが。
とにかく、ひとりひとりのお客様に向き合うことに注力すべきです。
でも、こちらが精一杯に鑑定はしても、お客様にとって気づきがあったり、心が軽くなったりと毎回毎回そうであったかはわかりません。
お客様が感じて決めてもうらうもの。
それでも少しづつ口コミをいただけるようになりました。
口コミって本当うれしいです。
励みになります。
毎回、心から向き合っていく。
これを積み重ねていくしかないんだんと。
ただ、ここで大きな葛藤が出てきました。
占いの知識、学びは一生なので続けていくのは大前提。
常にブラッシュアップをしていくのも大切。
ただ、今の自分にはプロとしてのテクニック。
話を聴く、受け答え、人の心理に向き合うだったり、鑑定の進め方のテクニックが足りない。
様々なお客様に接する中で、もっとレベルアップしていかなくてはいけないと痛感するようになりました。
一件一件を重ねて振り返りや反省をしていくしかないんだろうけども、
このままじゃいけないとすごく思ったんですね。
この館は、スタイルの制限はなく占い師的にはかなり自由に鑑定はできるけども、自分が相当な意識をしていかなければ何ができていて何ができていないのか。
自分ではわからないし、館自体には相談できるような窓口はなく。
そもそも業務委託なので相談したいと思ってしまうのが考えが甘いかもしれません。
鑑定を通じてお客様と繋がる喜びがある一方で葛藤もあり、今の自分でいいのだろうかと強く思うようになりました。
収入面の問題のもちろんあります。
きれいごとばかりではありません。
質素であったとしても生活が安定していないとメンタルも不安定になり、集中して鑑定に向き合うことも難しくなりますから。
そんなこんなで、三か月ほど経過したところ、Wワークでしていた契約社員の仕事が一区切りついたんですね。
ちょっと環境を見直そう。仕切りなおそう。
リセット症候群といいますか(なんかそういうところがあるんです)
所属していた占いの館も辞めることにしました。
という訳で、現在は新たな環境や仕事の作り方を模索しつつ、
非常に少ないですが個人に声をかけてくださった方に鑑定をしたりという
活動に落ち着いています。
今回は長くなりましたが、現在地にほぼおいついたので占い師道シリーズは一度完結!!!
もっと館でのあれやこれやをお伝えしても面白いと思うのですが、
どこまでという問題にもなってくるので、館でのあんなこんなはここでは遠慮しておきます。
またどこかでの機会に。
シーズン2もあるかもしれませんが、
次回からは切り口を変えていこうかな。
ここまでお読みくださりありがとうございます。