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人間関係で疲弊しているあなたへ

人間関係で疲れてしまったら、まずはしなきゃいけないと思っていることを自分の中に探してみてください。

「どんなお誘いも断ってはいけない」とか、「どんな人との会話も楽しそうにしないといけない」とか、「みんなに好かれないといけない」とか、ないでしょうか。

なかなか思いつかない場合は、見ているだけで無性にイラっとする人を思い浮かべてみてください。

イラっとする人のイラっとする行動は、自分にとってしちゃいけないと思っている可能性が高いです。

例えばお店の前に何人も並んでいるのに、平然と割り込んできたらイラっとしますよね。

それは「並んでいるところに割り込んだらいけない」と思っているからです。もしも自由に割り込んでいいと思っていたら、割り込んできた人には何も感じないはずです。

というわけで、無性にイラっとする人の特徴も参考にして自分の中にあるしなきゃいけないと思っていることを見つけてみてください。

見つかりましたでしょうか。

そうしたら、試しにね、しちゃいけないと思っていることをしちゃいましょうか。

「どんなお誘いも断ってはいけない」と思っていたら、気の乗らないお誘いを断ってみてください。

ここだけの話、ウソついちゃってもいいです。体調不良とか言ってもいいので、断ってみてください。

「どんな人との会話も楽しそうにしなきゃいけない」と思っていたら、つまらない会話の時に無表情を貫いてみてください。

ウンウンと頷くことも、相手と目線をちゃんと合わせることもしなくていいです。とにかくムスッとしてみてください。

最初は強烈な罪悪感を抱くかもしれませんが、そのまましちゃいけないと思っていることをしちゃっていくと、徐々に人間関係で疲れることが減ってくるはずです。


人間関係で疲れる人は、頑張り過ぎていることが多いです。

幼い頃の家庭環境や学校生活の経験から、頑張らないと人と上手に関係性を築いていけないと思ってしまったかもしれません。

でも、そんなに頑張らなくて大丈夫です。

頑張ることをやめてみると一時的に人が離れることがあったとしても、必ず頑張らずに一緒に過ごせる人達が集まってきます。そういうものです。

もう一つ覚えていてほしいのは、人間関係で疲れてしまう人はそもそもすごく優しい人ということです。

しちゃいけないと思ってことをしたことで、自分としては「こんなに冷たい人でいいんだろうか」「こんなに不愛想にして大丈夫だろうか」と心配になったとしても、他の人にとっては普通の対応と感じることはほとんどです。

だから安心して、しちゃいけないと思っていることをしちゃってください!




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