恋愛で他人の意見を最優先したら無気力になった
恋愛は自分がしたいようにするのが一番絶対いいです。他人の意見を参考にはしても最優先にはしないでほしいんです。
そう強く思うようになったきっかけは、いまから10年以上前の20代前半の頃に知人に恋愛相談をした時でした。
私よりも年上の人達に恋愛相談(ほぼ愚痴)をしたら「そんな奴とは別れた方がいい!」と言われました。
そこまで言うなら別れようかなぁと思って実際に当時お付き合いしいた人と別れたんです。自分でも驚くほどすぐに決断したのは、単純に自分で考えるのに疲れたからです。もう自分で考えたくないから、他人の意見を最優先しました。完全に決断することから逃げました。
さっそくアドバイスをした人にすぐ報告をしたら、引かれました。もうドン引きです。
「え?ほんとに別れたの?」
そう小声でつぶやいたと思ったら、さーっと離れていきました。
この状況に私が一番びっくりしました。彼女達は私のことを真剣に考えてくれてのアドバイスをしたのではなく、『そう思ったからそう言っただけ』だったんです。
自分達の意見が全面に採用されて、怖くなったのかもしれません。そりゃ怖いですよね。ただ言っただけなのに、思いがけずに相手の人生が変わっちゃったんだから。
その後の私はどうなったかというと、心が空っぽになりました。
「私何がしたかったんだろう。何で別れたんだっけ」
なんで別れたのかも分からず、仕事を続けながらもなんだか地に足が付いていない感覚でふわふわしていました。
仕事以外の時間は無気力になってました。
自分で何も考えないで人の意見だけを採用しても、全然何の感情も沸かなかったし、何の後悔も反省も喜びも悲しみも得られなかったんです。次に何も活かせられない経験になってしまいました。
その経験から、自分の意見を大事にするようになりました。他人の意見を参考にしつつも、自分の意見を最優先しようと決めました。
自分の人生を自分のしたいようにすると、たとえ理想通りにならなくても何かしらの気付きがあります。
運よく理想通りになったり、理想以上の結果になった場合は自分への信頼とか愛着が増していくことにも気付きました。
恋愛は自分の意見を最優先にしたほうがいいです。悩むことも多いし、全然分からないことも多いけれど。