夫婦は仲良くなろうとしなくてもいいのかもしれない
もっと夫婦仲良くしたいなぁと思っていました。
私達夫婦はよく言い争いをします。
母に話すと笑って聞くので、きっと外から見たらくだらない内容なのだと思います。
イライラせずいつもニコニコしている夫婦が理想だし、それが夫婦と家庭と私の幸せだと思っていました。
それで、旦那に聞いてみたんです。
「もっと夫婦仲良くなりたいんだけど、どうしたらいいかな?」
すると旦那
「仲良くなろうとしなければいいんじゃない?今仲悪いと思ってないよ。あれは喧嘩じゃなくて意見言い合ってるだけでしょ?」
なんと、旦那は喧嘩だと思ってなかった!
私がもっともっと仲良く!と思えば思うほど
現状を否定して、私達は仲悪いんだ!と強く言い聞かせてたんだって気付きました。
聞いてみるものです。
旦那の育った家庭は意見を言い合うのが普通なので特に問題としていなかったようです。
私の育った家庭は父がこれが正解だ!と言わんばかりに発言し母も姉もみんな黙ってそれを聞くというのが普通でした。
私は「いやでも、違くない?」と反対意見を言う娘で、それに対し「お前と話してるのはつまんねぇ」と父に言われることもありました。
今思えば父は打たれ弱く落ち込みやすいので、それが精一杯の反抗だったのだと思います。
つまり私が育った家庭では私が意見を言うと家庭のバランスが崩れるので、意見を言い合う=悪いと思い込んでいたし、意見を言わない方が上手くいくことが多い家庭でした。
そんなことが根っこにあったので、旦那との言い争いはネガティヴなことと信じ込んでいました。
意見を言い合うことで初めて分かることって意外と多いものです。
というか、元々違う環境で育った他人なのだから聞かないと言わないと分からないことばかりなのについ甘えてそこを疎かにしてしまうものですね。