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#16 Year7の娘に勉強方針を任せてみた

こんにちは、けいらです。
今回は、Year7でほぼ自立した娘の学びを振り返ります。

親子で勉強漬けだったYear6を踏まえて、年度初めにたてた目標は、

  • Year8からの単身留学に備えて、1人で勉強できるようにする

  • もっと遊ぶ

  • フィリピン語学留学で体調を崩したので、運動習慣をつける

  • 日本の歴史について、広島の平和記念資料館に行く前に、第二次世界大戦まで親子で勉強する

でした。

今の私から見て、全て達成できてますね。すごい!
目標を立てる(=言語化)ことは、驚くほど効果があります。

歴史は必要に迫られての学びではないので、期限を決めて正解でした。
外国で暮らす以上、歴史観を持つのは大切なことですし、マレーシアに住まわせていただく日本人として、太平洋戦争のマレー作戦について知ることができて良かったです。

1学期

私から勉強面での口出しは、全くしませんでした。
意識してのことです。
Year6の7ヶ月間で勉強の型は出来ていましたし、上手くいかない経験から対処法を考えるトライアンドエラーをして欲しかったのです。

ScienceとMathについて聞かれれば答えていましたし、昨年同様、ScienceとMathの Cambridge Learner's Book、Work Book、解答集は購入しておきました。

結果、計画的に勉強できず、成績はいまいちでした。
Secondaryに上がり、教科担任が全員変わった影響もあったようです。

自室にこもる時間が増え、おそらく勉強時間は1日1時間くらい。
アプリゲームの崩壊スターレイルにはまってました。

2学期を前に

1学期が終わった段階で、勉強面を振り返る話し合いをしました。
我が家では、こういう真面目な話し合いは、カフェを使うことが多いです。楽しい雰囲気を自然に作れるし、話に集中できて、お互いに感情的にならずに済むからです。

2人で決めた改善ポイント。
・Scienceは復習だけにする
授業についていけるなら、予習はせずに時間短縮。
代わりに、復習は速やかに、わからないところを放置しないように。

・Math
小テスト日程が発表される前から、単元の復習を始める。
計算ミスがまだ多いので、くもんドリルを毎日やる。
IGCSEを見据えて、一緒に暮らせるYear7のうちに中3課程まで先取りする。

・Chinese
単語が難しくなって大変になってきた。
Chineseにあまり時間を割きたくないので、学校で使っているオンライン学習のEducation Perfectをやりこむ。

ゲームのやり方は、引き続き本人に任せました。
依存というほどではないので、コントロール力をもっとつけてほしかったので。

1学期のつまずきポイント

・Math の Minus Number
中1の正負の数。
周囲を見ても、つまずいた生徒が多かったです。

イギリス式(Cambridge式)のMathは、日本の中学数学とカリキュラムは内容はそんなに変わらず、多少前後するくらい。むしろ難易度は低め。

まず日本語で理解するために、いろいろな動画を見たり、自分で数直線を書いて確かめたりしました。
インプットしたら、ひたすらドリルを解いてアウトプット。
インプットとアウトプットを繰り返し、だんだん概念を掴んだようです。

使った参考書はこちら。本当にわかりやすく、おすすめ。

乗数と根号は日本だと中3範囲なので、ドリルはまとめて買いました。

加えて、詳しい解説本も用意しました。
あまり使っていませんが、娘は寮に持って行くと言っています。

・CITのPython
Year6のスクラッチから、急に難易度が上がり、苦労したようです。
一時帰国の際、本屋で2人で一番簡単そうな漫画解説本を購入。
でも、全然読まないまま、いつのまにかコードを書けるように。
そろそろ一読してほしい。

2学期以降は

自分で考えた改善策は、とてもモチベーションになったようで、毎日頑張っていました。
勉強時間は1日2-3時間。
私からも声かけしたり、大きなリアクションをとったりを心がけました。
成績は安定して、全科目トップ層に。
精神的にも落ち着いていました。

ただ、運動時間が減ったこと、テストの答案をなかなか出さない(点数自体は学校のアプリで把握できる)ことが、Year8の課題です。

さいごに

書きながら、娘は本当によく頑張っていると思います。
10代から自分を高める姿を見て、眩しいし羨ましいです。

勉強以外だと、家事と美容面の知識をもうちょっと強化したいかな。
入寮まであと数ヶ月、楽しく有意義に過ごします!

それでは、また。

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