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【旅行記】マレーシア・クアラルンプールひとり旅4~チャイナタウン→スリマハマリアマン寺院→関帝廟→宮廷→国立博物館~

初のひとり旅でマレーシア・クアラルンプールに行ってきました。

旅の始まりは、ここから↓

【マヤホテル朝食・ビュッフェ】

ホテルでは、朝食のビュッフェを付けていた。会場は広々としていて、世界のあらゆる人種がそろっているような多国籍な感じが、とても楽しかった。
 ビュッフェの色んなお料理の中にマレーシアの名物が色々あった。サンバルソースという唐辛子のソース、カヤジャムというココナッツと練乳?っぽい風味のパンにつけるクリーム、ちょっと薄味の黒い麺、骨ごと切った鶏肉の煮込んだもの、あとは中華料理など、一気にマレーシアの食をプチ体験。これは便利!!

あとは、些細な事なのですが、ビュッフェなどでは、トングやスープのお玉を左手でやらずに、右手で。見る人が見ると、もしかしたら嫌な気持ちになるのかなと少し思って。

味付けも優しい美味しいお味でした。ホテルの食事はやっぱり間違いないですね。

朝食ビュッフェにて

【HIP ON ーHIP OFF: 観光バス】

今回、終日自由行動のツアーでの旅なので、オプションで観光バスを付けていた。それに関してすこし悪いレビューも見てしまったので、もしも良くなかったら、早々に退散もありかもと思っていたのだけど。

昨日のブキッビンタンのスンガイワンプラザの前がチケット売り場で、予約票を見せて、チケットをもらう。説明の英語がまた、マレー英語であまり聞き取れなかったけど、あらかじめ調べていた乗り方のルールを説明してるっぽかったので大丈夫だった。おそらく、彼らは英語が通じない相手に慣れているみたいで、指を差したりジェスチャーも使って、コミュニケーションスキルが高い。5分後にバスが来るよと教えてもらい、来たバスに乗り込む。

オープントップ、風が気持ちよかった。クアラルンプール、都会だ。

この後、結局バスがとても気に入ってしまって、この日とその次の日も乗った。何しろラクチン。自分で動かなくても、調べなくても、じっとしていて連れて行ってもらえるなんて、旅の間の良い休憩になりました。

バスの屋上より。
ムルデカ118という世界で2番目に高いビル
このバスで市内を周ります。赤と緑の2つのコースがあります。

【チャイナタウン】

バスのコースは2つ、近代的な名所を回るコースと、自然や歴史的な名所を回るコース。前者は、もうすでに自分の足で行ったり、行く予定にしていたので、後者の歴史的なコースを選んだ。クアラルンプールは都会で、グルメ、ショッピング、観光、如何様にも楽しみ方がある街なので、3日間ではある程度、取捨選択しないと、ということで、今回は「マレーシアの文化と歴史を知る」をテーマにしました。

多民族国家なので、民族の事、宗教の事、美術品、装飾品、交易、歴史。そんなことを、さらっと一通り、駆け足で見て回れたらと思って。

ちょっと治安が悪めと聞いていて、行かないつもりだったチャイナタウンは、観光バスを降りてから迷ってしまい、しばらく歩くことになった。色んなものが売られている商店街、大声で話す人達、YOUTUBEで見たことがある露店達、絶対に映えそうなカラフルな通りは、少々歓迎されざる匂い。道で裸で寝ているおじさんや、定期的に叫ぶおじさんを避けながら、歩く歩く。ちょっとだけ居心地悪い。

でも、来ないでおこうと思ったら、なぜか何度も来ちゃうもので、この日の夜も、不本意ながらチャイナタウンをさまようことになる。

バスから見たチャイナタウン
チャイナタウンにて

【スリマハマリアマン寺院:ヒンズー教の寺院へ】

やっと見つけた!ヒンズー教寺院。いやぁ、うれしい。。。声が出そうなほどうれしかった。
 入り口で靴を預けるのは 現地のコインで20銭。約6.6円か。何かと運が良かったこの旅、財布にちょうど20銭があった。別に預けなくて、その辺に脱いでもいいらしい、その代わり、誰かが履いてっても知らないよという事みたい。

カラフルでポップで荘厳。ヒンズーの神様。おでこにつける顔料が置かれていた。

ぴゃっと私の腕を触る人がいて、びっくりして振り返ると、裸に黄色い布をまとったお坊さんがお供えをもって神様のもとに向かうところだった。ぶつかりそうになったようで、申し訳ない。
 そのあと、ラッパと、太鼓の演奏がはじまり見入っていた。じっと、ずっと見ていた。動画も撮った。ドラムの人は、ずっとカメラ目線で私を見てくる。そんなに変な顔で私を見ないで欲しい、と思っていたら、それは、ご本尊に、大量のお水をザブザブ掛ける儀式のための演奏で、教徒の方々は合掌してその様子を見守っていた。あ、そっちを見ないといけないのか、と分かり、振り返って急に神妙に神様を眺めた。ちょっと反省した。

でもナイスタイミングで、儀式も見られて良かった~。

スリマハマリアマン寺院
スリマハマリアマン寺院。靴下も脱いで完全に素足で入って下さいとのことでした。

【関帝廟:中国のお寺へ】

ヒンズーの寺院から歩いてすぐのところに、今度は中国の仏教のお寺がある。昔流行った映画のキョンシーが出てきそうなお寺。台湾で見たお寺にも似ている。お線香を買って立てられるみたいだったけど、そんなに色んな神様や仏様に八方美人も良くないと思って、今回は、見学だけにさせて頂きました。荘厳で活気がある元気な雰囲気は日本のお寺のワビサビ感とは全然違うので、興味深かったです。

そのあと、バス乗り場への手がかりが全くないまま、完全に勘だけで歩き回る時間。ちゃんと覚えておけばよかった…。日差しが暑くて喉が渇く。セブンイレブンで水を買う。マレーシアは水道水が飲めないので、水が安い。500mlのペットボトルで、59円ぐらい、スーパーで買った2リットルで66円だった。
 諦めかけたころ、偶然バス乗り場に着いた。なぜたどり着けたのか分からない。ただの偶然。結果オーライでした。ひとり旅で良かったな。笑笑。

関帝廟
関帝廟

【宮廷・国立博物館】

無事バスに乗れたから、ほっとした。何とか今日は観光がすすみそう。この旅行で最も恐れていたことは、「迷って、何にも乗れず、1日中結局、どこにも行けない」という事だった。これは、昔、沖縄に行ったとき、1日だけひとり旅状態になって、国際通りからバスに乗ろうとしたら、バスが来ずしびれを切らせて、歩き出すとバスに追い抜かれ、また待つと全然来ず、歩き出すと追い抜かれるを繰り返し、どこにも行けなかった経験があるから。うそみたいなリアル。せっかちでそそっかしいんです。

観光バスに連れられて、今も王様が住む宮廷を外から眺めて、
そのあとは、国立博物館、ここも旅行便利アプリ[Toripadvisor]のレビューはそんなに良くなかったんだけど、私はいいはずと思っていきましたよ。そしてその直感通り、充実の展示品の数々でとても楽しかったです。
 地球の誕生から大陸移動説の事からあって、何千万年前の化石や、類人猿や、石器や土器、太古の事から第2次世界大戦の終わり、国家の独立までを扱っていて、日本でも個人的には恐竜博物館に行ったり、アンモナイト博物館に行ったり、そういうのは興味があるので。

 で、石器や土器が日本と同じ形なんです! でも日本の石器は真っ黒の「黒曜石」でしたっけ?それは見たことがあったけど、マレーシアのは真っ白の石の時代があったんです。初めて見たなぁと思って。専門的には全然分かりませんが、世界はつながっていて元々一つだったんだなと思って。大陸の形も今とは違ったんですよね。なんて、いろいろ妄想時間。

一通り見て満足して、バスの時間はもうすぐだと思ったけど、暑いのでアイスクリームを食べた。いろんなパッションフルーツが乗っているのにした。
 マレーシア流に、お金をしっかり右手に持ち差し出すと、向こうもきちっとした仕草で、右手でレシートをくれた。左手はピシッと右手の肘に添えてる。そして、締めはやっぱり笑顔を見せてくれた。

マレーシアのすごいのは、人に会うたびに元気になるんです。不思議だった。

フルーツは、ちょっとずつ色んな所で食べたけど、比較的味はたんぱくに感じた。やっぱり日本のフルーツって、品種改良など沢山研究されていて、美味しいのかなぁと思った。

宮廷。今も住んでらっしゃるそうで、外から眺めるだけ。
門番の方。撮影スポットになっていました。
国立博物館。
フルーツミックス&バニラアイス。264円。


さてお次は、イスラム教のモスクに参ります。

(つづく)

お読みいただきありがとうございます!!




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