見出し画像

アメリカで歯医者さんを選ぶ際に知っておいてほしいこと

こんにちは!
アメリカ在住のよしこです。

アメリカでは、医療、歯科全般においてコストが高いという話を聞いたことがある方も多いかもしれません。

会社の健康保険に歯科がカバーされている場合は、治療費をある程度カバーできますが、歯科が含まれていない保険も多く、その場合は全額自己負担(Out of Pocket Expense)になります。

例えば、歯のクリーニングだけでも200ドルほどかかりますし、クラウン(被せ物)をする場合は1000ドル以上かかります。それだけでも驚くべき金額ですが、今日はコストの話ではなく、もっと重要なことをシェアしたいと思います。

結論から言うと

アメリカで歯医者さんを選ぶ際、慎重に!お願いします。
えっ?そんな事って思いましたか (笑)

そして、一度選んだ歯医者さんでも、最初から100%信用するのは気をつけた方が良いです。そう言うと、疑いながら通うのは気が引けるかもしれませんが、その理由をお話ししますね。

これは歯医者さんに限ったことではないと思うのですが。。いろんな人がいますので。。
例えば、必要のない治療を勧めてきたり、本来その歯医者さんは慣れていない治療を無理に自分のオフィスで行おうとする歯医者さんもいます(利益のために)。インプラントはそのいい例ですね。

アメリカの歯科医療は専門分野に分かれており、
例えば子供の歯科治療はPedodontist
矯正治療Orthodontist
根管治療Endodontist
入れ歯やクラウンなどの補綴治療Prosthodontist(補綴歯科医)
抜歯、インプラント、顎の手術などはOral and maxillofacial Surgeon(口腔外科医)が担当します。

これらの専門の治療は一般歯科医が行うことも多いですが、その分野の難しいケースは一般歯科医からReferralで専門の先生にお願いされる仕組みになっています。

インプラント治療も、General Dentist(一般歯科医)が行うこともありますが、安全な選択肢としてはOral Surgeon(口腔外科医)にお願いできるように一般歯科医にお願いするのが一番です。

一般の歯科医が「インプラントはうちでも安くできますよ」と言ってきた場合、ちょっと考えて、リサーチを終えた上で決めたほうが良いと思います。実際、歯医者さん用のインプラントのトレーニングもあったりするので、経験豊富な先生もいらっしゃると思いますし、絶対専門医に任せなければいけないわけではありませんが、本当、先生によります。

専門の口腔外科医に比べると、断然、経験と訓練と知識が違います。何か不定期なことが起こってしまった時の対応もできるようにトレーニング、勉強されているので、安心料と思って、コストは考えたほうがいいかと思います。

また一般歯科で、専門的なことをお願いするときは、その後の経過、痛みなど疑わしいことがあるときは、必ずフォローアップしてもらい(しない先生いるんです!)、それでも、ちょっとでも納得できない疑わしさを感じたら、セカンドオピニオンを他の先生に求めることをお勧めします。

I can't stress enough about this because .... (もうこれについて何度言っても言い足りないくらいです、なぜなら)本当にひどい話、よく聞くんですよーー涙。最近もあったので。

なんだかみんなに知ってもらわないと!って、勝手に思ってしまったわけです(笑)

インプラント治療を例にすると、骨に金属の釘を埋め込むため、経験不足の歯科医や不注意な医師に頼むと神経を傷つけてしまうリスクがあります。神経が傷つくと、感覚を失ったり、また他の症状が出たりする事もあります。

抜歯をするのも、素直にまっすぐ生えていない抜くのが難しい歯は、スペシャリストに行った方が無難です。経験豊富そうな、歳を重ねられた一般歯科の先生でも、どうか疑う余地を残しておいてください。

私がここで伝えたいのは、信頼できる歯医者さんを見つけるために、常に慎重さを持ってほしいということです。アメリカ在住の方のnoterさんを目にすることが増えてきたなぁと感じています。この話が少しでも役に立てば嬉しいです。

もちろん素晴らしい先生方はたくさんいらっしゃるので、皆さんのDental experienceが良いものでありますよう♪

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

よかったらスキ、フォローいただけると嬉しいです。

今日も素敵な1日をお過ごしください。