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SARSと新型コロナ

SARSの時も今新型コロナが流行っている今も上海にいる私・・・とほほ。この度はSARS時代とコロナ時代の違いや同じ点を生活目線でお伝えしようと思います。

さて、コロナについてはまだ不明点も多いみたいだけどー、こんな違いがあります。

SARS(重症急性呼吸器症候群)

・病原体:
コロナウイルス科ヒトコロナウイルス・コウモリからヒトへと感染
流行期間:2002年11 月〜2003年8月
発祥地:広東省 32の地域や国々へ拡大
2003年12月31日時点のデータによれば報告症例数:28,096人で、うち774人が死亡(死亡率:2.75%)
死亡した人の多くが高齢者もしくは基礎疾患を有する人で子供は感染しても軽症だった

新型コロナウイルス

・病原体:武漢ベータコロナウイルス
・何らかの野生動物が感染源だろうと推測される。感染している人の咳から生じる「しぶき」を吸入したり、ウイルスが含まれる喀痰や唾液などに触れた手で口や鼻、目を触ったことで感染が起きているものと考えられます。
発祥地:湖北省武漢市 
報告症例数:<累計感染者数:4,515人> 1/27(日) 24時 中国・衛生応急弁公室(衛生応急弁公室)発表
累計感染者数のうち
重症化した感染者数:976人
死亡者数:106人 
(うち、湖北省100人、河北省1人、河南省1人、黒龍江省1人、上海1人、北京1人、海南省1人)
完治し、退院した人数:60人
<その他>
疑似症例の患者数:6,973人
追跡調査している密接接触者数:47,833人
医学観察中の人数:44,132人
医学観察が解除された人数:3,701人
死亡率:2.3%

死亡率はSARSのほうが高いみたい。

2003年、SARSが流行った時、写真の時、私はピチピチ25歳❤️。。。
なにか??わたしにも若い時があったの!
面影ないけど。

復旦大学で日本語を教えてた。その日本語のコースがLinuxと日本語を学び復旦のフォローで日本に生徒を就職させるというもの。優秀な生徒たちは、2002年から1年間日本語とLinuxを学び、「さあ!日本行くぞ‼️」というタイミングで不運にもSARSに襲撃され、敏感な、いや、神経過敏な受入先の日系企業が綺麗にいなくなった。。。

いたいけな私は責任を感じていた。

そんな時、生徒達が「ITの会社をやりたい」と言うので「手伝うさ!」と始めたのが今のイージーネット上海だ。運命のイタズラ❤️

SARSのあの時、日本だけが大騒ぎしていた。

SNSがなかった当時の中国と上海にいた私達は、のほほんとしていて、日本からの「大丈夫??帰ってきたら??」コールの凄さが逆に不思議だった。

母からは、防塵マスクみたいな黄色いマスクが届き、それをつけた私が公共のバスに乗ると、周りの中国人が「なんの病気なんだ!」と戦々恐々とするほどだった。周りにマスクをする中国人はいなかった。マスクも売ってなかった。

新型コロナウイルス🦠は、中国国内の情報がとにかく早い‼️

どこのビルで発症した!と聞けばその隣のビルが閉鎖され、地下鉄何号線で人が倒れたと聞けば、その線につながる他の路線が止まったり。

デマ情報も来る。空港で検査があるから4時間前に空港に来るように!と言う情報が来たので、ANAの友達に確認したらうそだった。。。

浦東のビル診療を受けて疑われた日本人の画像がバンバンいろんな人から回ってくる。コロナと決まったわけでないのに、顔が公開されてほんとに可愛そう😢

SNS、いい面も悪い面もある。
情報を判断するチカラが大切なパンデミック阻止期間。冷静に、冷静に。。。

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