自分を愛して/リズ・ブルボー著②

〜病気と不調があなたに伝えるカラダからのメッセージ〜

↑どう思いますか?

こんなこと言われても

『どういうこと???』

って思いますか?

この本のはじめに
こうあります。

『最も大切ななのは《自分自身を受け入れる》ということ、つまり《自分自身を許す》ということなのです』

私がこの本に惹かれる理由。
それは実体験によるものが大きいです。

私は二十歳の時に、インドへ一人旅に出ました。
バックパッカーで、当時は学生だったので、お気楽な約1ヶ月の放浪の旅。

デリー、リシケシ、アーグラー、ブァラナス
など列車やバスで移動しながら、さほど怖い目に遭うこともなく、楽しくのんびりとした旅でした。

帰国後しばらくして、

軽い風邪かなぁ。という症状が出ました。

2、3日で治るだろうと思っていましたが、
微熱が続き、倦怠感が増してきて
食欲がゼロ。

病院を受診すると
黄疸も出ており

『A型ウイルス肝炎』とのこと。

ソッコー入院( ̄◇ ̄;)

生まれて初めての入院。

(私の母はとても心配性で
私が死ぬのではないかと
かなりの心配をかけてしまいました。)

(でも、発病したのが帰国してからでよかったです。)

A型ウイルス肝炎の治療には、特に特効薬はなく、点滴ととにかく安静にすることでした。

そしてこの入院生活が、異常なほど耐えられなくて、ベッドで寝ている行為が我慢出来ず、点滴を引っ張りながら病院を徘徊していました。

カラダから溢れる言葉に出来ない感情。

どこへ向けていいのかわからない
訳のわからない感情。

どう扱っていいのか
全くわからない。

《苛立ち》と表現すればいいのか?

《悶々とした》?

とにかく苦しかった。

病状が苦しいのではなくて

正体不明の感情が苦しくて
苦しくて

本当に辛かった。

『何でこんなに苦しいのか?』

『何でこんなに苦しまないといけないのか?』

自分が潰れそうな感覚。

苦しい。
助けて。
もうイヤ!
助けて!!

心の中で叫んでた。

のたうち回って
苦しみまくった。

そしてフッと
降りてきたのは

『母への感謝』

『私がこんなに好きなことやっていられるのは、母親のおかげや。』

『好きな学校いって、好きなことしかしない。
自由に生きていられるのは、母親が私のこと守ってくれているからや。』

苦しみの中、急にストンと
『感謝』がハマった。

その途端。

あのなんとも言えぬ
苦しさが

すぅーーーと

消えたのです。

重く感じていたカラダが軽くなり
私を支配していた正体不明の感情は

一瞬で消えてなくなったのです。

もう、この時の爽快感は
今でも覚えています。

カラダがクリアーになっていく快感!

そして!そして!

その後、急激に肝臓の数値が良くなり
2、3ヶ月かかると言われていた入院が

結果、1ヶ月半で退院できたのです!

心とカラダって繋がってる!

そう思った出来事でした。

苦しいことの先に

光はあるんだ。




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