むかしばなし。はじまりは共同生活。
全国転勤ができる会社を選んだのには、一人暮らしがしたかったこと、
自分のことを誰も知らない場所に行きたかったこと。
都会への憧れがあったこと、男性に負けてたまるかという変なこだわり。
地元で親や友達の中でずっと関西にいるという選択肢は、始めからなかったのです。
就職活動は不真面目だったので、入社したら即、家を出られる!ということろに惹かれて入ったといっても過言でもないくらいです。
当時の彼氏にもそんなに相談せずに、卒業したら遠距離になりますと宣言していました。
2007年4月。地元の京都から就職のために愛知県江南市へお引っ越し。
転勤族暮らしが始まりました。
一番最初は新入社員研修期間のため同期3人と3LDKのマンションで共同生活です。家具家電付マンションだったので、
私が実家からもってきた荷物といえば、布団、母に買ってもらった3段の衣装ケース、普段着や生活用品、最小限の食器。
おそらくダンボールは7箱程度。
引っ越し当日。女3人分の荷物が1部屋に運ばれてくるのですが、
明らかにダンボールの数に差があり面白っかたです。
2人には私の荷物が少ないことに驚かれました。
私はなぜそんなに物が必要なのかと逆に驚きました。
荷物少ないくて、すごいね。いいね。
え、私って荷物少ないんだ。そしてそれは「いいね」と言わることなんだと。気づきでした。
もしもの時のための物。思い出の物。予備ストックの物。山ほどある服やバック。たった3か月間の共同生活ではおそらく使わないであろう物と一緒にやってきた彼女は、心配性で新しい物好き。オシャレも好き。
お買い物好きでした。
育った環境も価値感も違うって面白いし、物に対する思いも人それぞれ。
きっと今も彼女はキラキラワクワクを感じた物に囲まれて生活していそうです。
さてさて引っ越しはあと何回経験するでしょうか~
読んでいただき、ありがとうございました yoshiko。