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QAの仕事やキャリアに関して相談を受けるありがたみ

ちょっと思い立って、個人のブログやWeb連載のほかにnoteも書いてみることにしました。

仕事やキャリアの相談をうけること

ありがたいことに、他社のQAの方から仕事やキャリアについて相談いただくことがあります。
たとえばエンジニアイベント後の懇親会だったり、あとは個別にカジュアル面談(採用に関係ないつ)で相談してもらったりします。

興味あればこちらから。

正直、別に「すべての悩みに答えられます」とか「自分はすばらしい答えを提供できます」というつもりはありません。どちらかというと毎回「なるほどー・・・難しいですねー・・・」と一緒に悩んでしまうこともちょくちょくです。

もしかしたら一緒に悩んでくれる人がいない、という方にとってはそれでも一定の価値が出せているのかもしれませんが。

問いを貰えると思考が回る

こうやって文章を書いているときもそうですし、仕事をしていてもそうですが、
「問いを立てて、答えを考える」
ということは非常に大切です。それは価値発揮という意味でも、思考力を高めるという意味でも。

しかし、問いを立てて答えを考えるというのは、ひじょうにめんどうくさい。極端なことをいえば、それほどがんばらなくても生きてはいけると思います。

そうはいっても、よい仕事をしようとか、よい待遇を得ようとか、賢くなろうとか、そういったことを考えると「問いを立てる能力」や「そこに答える能力」は必要です。し、自分はよい仕事をしたいし、出世はしたいし、賢くなりたいのです。がんばるしかありません。

幸い、問いを立てるところまでは普段から出来ている気がします。
個人のナレッジベースには、思考の断片がたくさんのメモになって残っています。

ところが、ここに「答えを出す」まで至るのはわずかです。

それこそ、人前で発表しようとか、Webメディアの連載で記事化しようとか、そういったタイミングになって初めて答えを考えることもよくあります。

冒頭の、仕事やキャリアの相談の話につながるのはここです。
誰かから「伊藤さんちょっと教えてください」とか「アドバイスください」と言われたら、それは答えるしかありません。
「わかりません」とか「答えられません」で終わらせてしまうのは不誠実ですし、人間とは良いカッコをしたいもので、なんとか相手にとって意味のある答えを返そうと頭をフル回転させることになります。

こうした、強制思考機会を持てるのが、他者からの相談を受けることの最大のメリットだと考えています。

なので、「採用関係ないカジュアル面談でなんでも相談受けますとかアヤシイ!」と考えるのが普通だと思うのですが、それはこちらにもリターンがあってのことなので怪しくないのです。
強制的に思考する機会になりますし、だいたいこういう場面というのは、先に口が動いてそれから脳が自分の発言を認識して「あ、なるほど」と思ったりするものです。し、それがのちのちWebメディアの原稿ネタやブログのネタになったりするので、私としては誰かと会話して質問に(拙いながらも)一生懸命お答えするor一緒に考えることのメリットはとても大きい。

ということで、カジュアル面談ももちろんですがXのDMとかで質問とかいただいても、基本真面目にお答えしたいなと思ってますので、私でよければお気軽に。

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伊藤由貴 / Yoshiki Ito
ありがとうございますありがとうございます