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テスト設計を学ぶときにハマりがちなことと自分なりの回避策

テストエンジニア歴浅めの方と話をする機会がありまして。その中で「テスト設計がよくわからない」的な話になったんですね。

同値分割・境界値分析や状態遷移、組み合わせなど、各種テスト設計技法については本なども揃っているのである程度はわかったつもりになれると思います。

ただ、よく聞くのはその先、「テスト技法がわかったつもりになったけど、実務でなかなか使えない」です。そこから派生して、技法を学んだけどテスト設計はできない・わからない、などもありがちなパターンです。

テスト設計技法を学んでもテスト設計ができない

この「わからなさ」は自分自身も経験があるのでとても共感します。

私は新卒でテスト会社に入ったので、新人研修で各種テスト技法は習いました。が、ワーク的な形で「実際にやってみましょう」なら出来るものの、「じゃあテスト設計してみてください」と言われると出来ない。出来ないし、そこでなぜ出来ないのかがよくわからなかった記憶があります。

テスト技法を適用してそれらしい(説明可能な)テストケースを列挙することはテスト設計のいち部分でしかないので、技法が使える=テスト設計が出来る、ではないんですよね。

このあたりは、わかってる人にはわかるものの、たしかに初心者にとってはスッと理解しづらいところな気がします。いわゆる「何がわからないかわからない」「なぜうまく出来ないかがわからない」ポイントにハマりやすいと思っています。

テスト設計を学びたい・・・けどどうやって

技法覚えただけじゃテスト設計できない、じゃあテスト設計技法よりも広く、テスト設計を学ぼうと思うのが自然な流れです。

最初で書いた「テスト設計がよくわからない」とおっしゃってた方もまた、テスト設計を学ぼうと思ったそうです。が、ここでもやはりうまくいかない。

テスト設計を学ぶ、ということがどうも難しいと。

テスト設計とは何か、はJSTQBのシラバスなり各種書籍でなんとなく雰囲気を掴んだけれども、実際やるとなると、特に普段の業務の対象でやろうと思うと何すればいいかわからない。
そこで、「どうやって学べばいいですかね?」という質問をもらった、という流れでした。

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