曲の書き方
Twitterで質問箱というのをやってるんですが
曲作りについて質問があったので、今回は僕が行なってる具体的な曲の書き方をここに記します。
ある程度、自分の中で決めたルールがあって、それに沿っていってます。
1.楽器は持たない
ある程度出来上がるまで、楽器は触らないです。
楽器を触ると、楽器でできる引き出しでしか曲を書かなくなってしまうので
基本的には、最も自分のイメージが具体化しやすい鼻歌作曲が多いですね(笑)
元々楽器も自分のイメージを表現するためにあるツールなので、ツールが先行して楽曲が狭まるのはどうかな?
と個人的に思ってるところです。
2.テーマを決める
これはどういう楽曲!という、テーマを先に決めます。
でないと作ってる途中で「どうしようかなぁ」と迷ってしまう→そのままお蔵入り
の流れになりやすいので、とにかく無駄な迷いを省くためにテーマ、イメージを細かく決めます。
明るい曲、テンポはどのくらい、歌詞の内容とかはどうするか、構成、キー等、楽曲には沢山の要素がありますが
最初に決まっている事が多いほど、スムーズに作れます☀️
「自由の代償は高い」とはよく言ったもので、道が決まってればただ歩いてれば完成するので
意外と縛りを作っていくのが良いと思います。
3.一旦寝かせる
よくあるのが、その時はカッコいいと思ってたものが、次の日聞いたらそうでも無かったパターンです。
その時は熱くなってるので気付きませんが、冷静になった時に醒めるやつですね(笑)
なので僕は完成してから一旦寝かせます。ちょっと忘れた頃にまた聞いて良かったら採用、気に入らなければアレンジとかしますね。
4.ルールを破る
音楽理論や、自分で決めたやり方、納期等、いろんなものに縛られがちですが
いい曲を書くためなら、時にはそういったものを捨てることも大事だと思ってます。
もちろん、いつも気にしてないのは良くないですが(笑)
音楽理論というのも、先に曲があってそこから派生してくるものなので、ハマってないといけないということはありません。
僕の曲にも、理論的にグレーな曲は沢山あります。
もちろん、既存の曲でもそうです。結局は全て感性なので、あまり思考に囚われすぎないようにしています。
テンポチェンジや、変拍子なんか良い例ですし
クラシック音楽には機械的なテンポというものが決まってません。主旋律と、それに対するハーモニーは存在しますが
コードという固まった概念は感じません。
イメージに合う音を選んだ結果、コードになった的な発想でしょう。
どんな時も、アイデア先行が良いですね☀️
まとめ
考えるな、感じろ
というのはブルース・リーの映画の有名なセリフですが
この一言に全て集約されてると思います。
質問箱、かなり沢山質問が来てますので
またゆっくり覗いて記事化できそうな事はやっていきます⭐️