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622. Association of Prior COVID-19 Vaccination With SARS-CoV-2 Infection and Death in Children and Young Persons During the Omicron Variant Period in Brazil

Oliveira EA, Oliveira MCL, Simões E Silva AC, et al. Association of Prior COVID-19 Vaccination With SARS-CoV-2 Infection and Death in Children and Young Persons During the Omicron Variant Period in Brazil. JAMA Pediatr. 2023 Jul 31:e232584.

オミクロン優勢期の2021年12月から2022年8月までの小児に対するCOVID-19ワクチンの効果を検討。5歳から25歳の5787547人が解析に含まれた(検査陽性 2,080,867人、対照 3,706,680人)。2回投与後の症候性SARS-CoV-2感染に対するVEは、小児、青年、若年成人において、それぞれ49.4%(48.8%-50.0%)、26.0%(25.2%-26.7%)、7.2%(6.5%-7.8%)であった。小児と青年で、BNT162b2のVEが最も高かった(62.3%[60.7%-63.9%], 30.8%[28.9%-32.6%])。若年成人では、ChAdOx1 nCoV-19が最も高いVEを達成した(29.5%[27.1%-31.8%])。ブースター接種を受けた青年および成人では、症候性感染に対するVEは、すべてのワクチンタイプで同様であった。
SARS-CoV-2感染者2,031,819人のうち、904人が死亡した。2回接種後の死亡に対するVEは42%(31.0%-51.4%)であり、ブースター接種者では64.5%(43.3%-77.8%)であった。この予防レベルは、小児(65.7%)で青年(43.4%)や若年成人(32.5%)よりも高かったが、信頼区間は重複していた。ブースター投与では、青年(80.8%)と若年成人(61.7%)で、死亡に対するVEが有意に増加した。

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