629. Population-Based Incidence of Influenza-Associated Serious Neuropsychiatric Events in Children and Adolescents
Antoon JW, Williams DJ, Bruce J, et al. Population-Based Incidence of Influenza-Associated Serious Neuropsychiatric Events in Children and Adolescents. JAMA Pediatr. 2023:e232304.
テネシー州のメディケイドデータベースを用いて、小児および青年におけるインフルエンザに関連した重篤な精神神経系イベントの発生率を評価。合計156,661例のインフルエンザ診断が対象となった。全体の罹患率は、インフルエンザ100,000人週あたり51(42〜61)であった。インフルエンザの臨床的重症度カテゴリー別の10万人週あたりの罹患率は、重症が0.9(0.1〜3.2)、軽症が40.8(32.8〜50.1)、重症度不明が9.0(9.5〜13.9)であった。思春期と、インフルエンザ合併症の危険因子を有する者で精神神経系イベント発生の割合が高かった。神経疾患および精神疾患を有する患者では、そうでない患者と比較して発生率は有意に高かった。性別、季節、およびオセルタミビル曝露には関連がなかった。