449. Association of Early Oseltamivir With Improved Outcomes in Hospitalized Children With Influenza, 2007-2020

Walsh PS, Schnadower D, Zhang Y, et al. Association of Early Oseltamivir With Improved Outcomes in Hospitalized Children With Influenza, 2007-2020. JAMA Pediatr. 2022 Nov 1;176(11):e223261. doi: 10.1001/jamapediatrics.2022.3261.

小児インフルエンザに対するオセルタミビルの早期（入院 0〜1日）使用について、36病院、55799の症例データを解析。年齢中央値（IQR）は3.61歳、56％が男性、59.5％が早期のオセルタミビル投与を受けていた。傾向スコアによる重み付けで調整。早期オセルタミビルの投与を受けた小児は入院期間が短く（中央値 3 vs 4日、IPTWモデル比 0.52）、7日以内の再入院オッズが低かった（3.5 vs 4.8 aOR 0.72, 0.66-0.77）。また、ICU転床の遅れ（2.4％ vs 5.5％ aOR 0.41, 0.37-0.46）、死亡またはECMOの複合転帰（0.9％ vs 1.4％ aOR 0.63,  0.54-0.73）の確率を下げた。