610. Genomic epidemiology of severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 transmission among University Students in Western Pennsylvania

Srinivasa VR, Griffith MP, Waggle KD, et al. Genomic Epidemiology of Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 Transmission Among University Students in Western Pennsylvania. J Infect Dis. 2023;228:37-45.

NEJM Journal Watchより。

2020年8月から2021年4月にかけて、ピッツバーグ大学では、症状のある学生、その接触者、および無症状者の無作為サンプルに対してSARS-CoV-2検査を実施した。その中でCt値33未満のサンプルをゲノムシークエンシング（WGS）し、遺伝的に関連するクラスターを同定した。全体で1357人の学生が、休み明けにキャンパスに戻ったと思われる3つのピークで陽性と判定され、WGSは308サンプルで実施された。WGSによって症例の70%のクラスターが同定されたが、27％の症例はいずれの方法でも関連づけられなかった。ほとんどの感染は、寮内およびキャンパス外のルームメイト間で発生した。