356. Once-Weekly Semaglutide in Adolescents with Obesity
Weghuber D, Barrett T, Barrientos-Pérez M, et al. Once-Weekly Semaglutide in Adolescents with Obesity. N Engl J Med. 2022;387:2245-2257.
週1回のセマグルチド皮下注の肥満に対する効果。ベースラインから68週目までBMIの平均変化は、セマグルチドで-16.1%、プラセボで0.6%(推定差、-16.7%ポイント; 95%信頼区間 -20.3~-13.2)。68週目では、セマグルチド群の73%が5%以上の体重減少を示したのに対し、プラセボ群では18%だった。(推定オッズ 14.0; 6.3~31.0)。体重の減少幅、心代謝系危険因子(ウエスト径、HbA1c、脂質)、ALTは、セマグルチドでプラセボより大きかった。有害事象の発生率はプラセボよりもセマグルチドで高かった(62% vs 42%)。セマグルチド群の4%が胆石を発症、重篤な有害事象はセマグルチド群で11%、プラセボ群で9%。