439. Transmission of Mycobacterium tuberculosis to healthcare personnel resulting from contaminated bone graft material, United States, June 2021- August 2022
Li R, Deutsch-Feldman M, Adams T, Law M, et al. Transmission of Mycobacterium tuberculosis to healthcare personnel resulting from contaminated bone graft material, United States, June 2021- August 2022. Clin Infect Dis. 2023 Jan 20:ciad029. doi: 10.1093/cid/ciad029.
NEJM Journal Watchから。
2021年6月、18州で発生した結核のアウトブレイクは、1人の死亡したドナーから骨移植材を受けた患者に関連していると報告された。CDCは、46施設の医療従事者5985人の接触調査を行い、結核に感染した医療従事者全員が、汚染された骨移植材または患者当人と接触していたことを突き止めた。潜在性または活動性結核のスクリーニングを受けた4884人のHCPのうち、73人(1.5%)が潜在性結核を有していた。感染した医療従事者のうち、最も多かったのは無菌処理部門(2.3%)で、その他に手術室(1.0%)、麻酔後治療室(1.5%)、入院患者または長期治療室(1.5%)で曝露した医療従事者がいた。1つの医療ネットワーク内の2つの病院における重点調査では、45%の医療従事者が、手術部位、創傷、汚染された器具に曝露していた。曝露の経路としては、移植基材を開放容器でかき混ぜること、感染した傷口への灌流、手術器具の洗浄などが考えられた。
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