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495. Past SARS-CoV-2 infection protection against re-infection: a systematic review and meta-analysis

COVID-19 Forecasting Team. Past SARS-CoV-2 infection protection against re-infection: a systematic review and meta-analysis. Lancet. 2023 Mar 11;401(10379):833-842. doi: 10.1016/S0140-6736(22)02465-5.

19カ国から合計65件の研究のメタアナリシス。既感染による感染防御について検討した。祖先型、α型、β型、δ型では保護効果は高いが、オミクロンBA.1では大幅に低かった。オミクロンBA.1に対する感染への有効性は45.3%、オミクロンBA.1症候性感染に対しては44.0%。すべての変異体について、入院および死亡への有効率は78%以上であった。祖先型、アルファ型、デルタ型による感染保護効果は時間の経過とともに低下したが、40週時点で78.6%であった。オミクロンBA.1では保護効果は急速に低下し、40週時点で36.1%だった。重症化に対する防御はすべての変異型で高いままで、40週時点で祖先型、α型、δ型は90.2%、オミクロンBA.1でも88.9%(84-7-90-9)であった。

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