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355. Randomized Trial of Vaccines for Zaire Ebola Virus Disease


Randomized Trial of Vaccines for Zaire Ebola Virus Disease. 10.1056/NEJMoa2200072

エボラウイルス・ザイール株に対するワクチンの抗体反応。成人1,400人、小児1,401人が無作為化された。局所反応および全身反応の発現率は、初回、2回め、ブースターワクチン接種後1週間で、プラセボより高かったが、大部分が低レベルの副反応だった。12カ月目の時点で、Ad26-MVA群で成人の41%と小児の78%が、rVSV群では76%と87%が抗体上昇あり。rVSVブースター群では81%、93%、プラセボで3%、4%(力価67EU/ml)に抗体上昇あり。成人、小児とも、ワクチンによる抗体反応は14 日目からプラセボと差が出ていた。


ただし、現在ウガンダで流行中のスーダン株には有効性が証明されていない。

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