473. Multi-organ impairment and long COVID: a 1-year prospective, longitudinal cohort study
Dennis A, Cuthbertson DJ, Wootton D, et al. Multi-organ impairment and long COVID: a 1-year prospective, longitudinal cohort study. J R Soc Med. 2023;116:97-112. doi: 10.1177/01410768231154703.
NEJM Journal Watchより
Long-COVIDの症状について、SARS-CoV-2の急性感染時に何らかの臓器障害を認めた人331人を対象に、アンケート、再検査、MRIで追跡調査。
6ヶ月と12ヶ月の時点で、それぞれ48%と38%の認知機能障害が報告され、38%と30%に強い息苦しさが報告された。全身MRI検査では、6カ月後に69%、12カ月後に59%の人に1つ以上の臓器損傷が見つかった。2つ以上の臓器損傷も、29%と27%に認められた。臓器障害は、症状が持続している人で多く見られた。最も多かった異常は、脂肪肝、腎臓の線維性炎症、脾腫大であった。症状の持続と強く相関する臓器異常は、脂肪肝だけだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?