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751. Acetaminophen for Prevention and Treatment of Organ Dysfunction in Critically Ill Patients With Sepsis

Ware LB, Files DC, Fowler A, et al. Acetaminophen for Prevention and Treatment of Organ Dysfunction in Critically Ill Patients With Sepsis: The ASTER Randomized Clinical Trial. JAMA. 2024;332:390-400.

アセトアミノフェンを敗血症患者にルーチンに使用すると利益があるかどうかのトライアル。登録患者447例(平均年齢64歳、女性51%、平均SOFAスコア5.4)のうち、227例がアセトアミノフェン、220例がプラセボに無作為割り付け。治療群間で肝酵素、低血圧、体液バランスに差はなかった。28日目までの生存日数および臓器支持のない日数は、アセトアミノフェン(20.2日 18.8~21.6)とプラセボ(19.6日 18.2~21.0)で有意差はなかった。15項目の副次的アウトカムのうち、2~4日目の総スコア、呼吸スコア、凝固SOFAスコアはアセトアミノフェン群で有意に低く、7日以内の急性呼吸窮迫症候群の発症率もアセトアミノフェン群で有意に低かった(アセトアミノフェン群2.2% vs プラセボ群8.5%)。


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