見出し画像

愛すべき FUJIFILM GFX50SII

こんにちは。
今回は私の大好きなカメラ、GFX50S IIの愛すべきところを紹介していきます。SNSなどを見ていて、私がいいなと思う写真を投稿している方々が高い確率でGFXシリーズを使用しているなと思っており、コンシューマー向けの中判デジタル機の中ではかなりコスパの良いカメラなのではないでしょうか。

購入を検討されている方や、GFX愛好家の方々に読んで頂けたら幸いです。


道具として LOVE ポイント

1.ボディは意外と軽い。

まるで鈍器のような見た目ですが、思ったより軽いです。
バッテリー込みのボディの重さは、約900g。
Nikon Z8と大体同じ重さです。

まるで鈍器ですが、1kg未満だなんて可愛いもんですね。

ただ、レンズは鬼のように重いものが多いので、太めで肉厚なストラップをお勧めします。細めのおしゃれなものを使っていたのですが、肩がもげるので純正の肉厚のものに戻しました(笑)

こういうのがお勧め

※アフィカスリンクです


2. ザGFX感のある見た目

いいですね、50SIIを薄くしていてくれるおかげで、「GFXドヤ」が薄まりません。目をうすめたら上位機種、GFX100Sと全く一緒です。やったね。


3.右手が喜ぶ持ちやすさ

かつてないほど右手がフィットしている。もうたまらん。
持った瞬間にもはや右手の一部と化す。
多分自分の手に合っているからだと思いますが、この形を考えた人に足を向けて寝れません。

色々なカメラ触ってますが、持ちやすさが圧倒的です。
親指「あ〜これこれ」
中指「むほむほ〜〜」
親指の付け根の肉にフィットするので安定して持つことができます。
付け根の肉「最高です。」

4.ちょっとチープ感あり(愛)

やっぱり、愛っていうのは相手の悪い部分も許容するということも含まれていると思うのです。そうです。GFXくんも人なので欠点はあります。

SDスロットの蓋、プラスチック感。
合皮感、ダイヤルのプラスチック感
子供からもらう「肩たたき券」くらい使わないサブモニター
MENU OK はボタンに書いてあるのに、DISP/BACKはボタン外?


上記は私が個人的に気になってる部分なのでそれ以外もあると思いますし、私にとっては欠点だなと思いますが、人によってはこれらがプラス要素かもしれません。やっぱり高いカメラって大事に扱いたいですよね。同じ中判カメラのHassellbladのX2Dとかは、見た目も高級感があり、プロダクトとしての完成度が高く、丁重に扱いたいですよね。しかし、GFXにはそれがあまりありません。

そうです。だからこそ、これができるんです。

*AI出力背景



写真がとにかく最高

冗談が過ぎましたが、実際に写真が良いのでいうことは何もありません。あれです。顔はタイプじゃないけどとにかく性格が優しい恋人って感じです。本当に中身がほぼ全てって感じで、もうこの子しかいないってなっちゃいます。人は中身です。中身の器が大きい人ほど魅力がありますよね。

スタジオ写真

スタジオではやはり強いです。演出された空間を最大限に綺麗に切り取ってくれます。

色味の編集もかなり懐が深いので現像が楽しいです
シンプルだけどアッいいかもとなる写真が多くなります。
描写する線の細さとボケ感がいい感じです。
ニュートラルで平面なライティングでもグラデーションを感じます。
キメた「作品撮り」で活躍。メイクのディテールが際立つのでヘアメイクの方の表現にも役立つ。
肌の透き通った色が際立ちます。真っ白な美白もいいですが適度な色があるから透明感のある肌になるのかなと思っています。

スナップ写真

あれ、俺写真上手くなった?と勘違いできます。初めて50mmの単焦点レンズを使ったあの感覚に似てます。

GFXを持っているだけで「撮ろうかな」という気持ちにさせてくれます。
記念写真ですら、立体感が良い。
5000万画素なので、切り抜き前提で遠くから撮るという手段も。
引きの画もなんだか繊細さとボケのバランスがいいと雰囲気が出ます。
紫陽花の季節、ポートレートが撮りたくなりますね。
普段撮らないものが撮りたくなります。
ほら。

私にとってGFX50SIIは満足度の高い、愛すべきカメラです。
これからもたくさん使っていきます。

残念ながら完了品となってしまいまったので、だんだんと数が減っていくと思います。気になっている方は手に入るうちにどうぞ。

ではまた。



いいなと思ったら応援しよう!