🇺🇸アメリカ在住5年で身につけた、ネイティブの「aとthe」の使い方

2025年2月7日 20:49

日本人が間違えがちな文法、aとtheの使い分け。中学英語ではthe =「その」と教わりましたが、その認識では間違いなくネイティブ英語を理解できません。今回は米大卒・7年の国際ビジネス経験を持つよしきが英会話なしでスピーキング力を伸ばす「極意」を、実例とともに解説します！

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こちらの動画の内容を
詳しく解説していきます！
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冠詞とは

「冠詞とは名詞の前に付き、どのような名詞なのかを説明する語のことを言います。」

このような説明をネットで
見たことがあるのではないでしょうか？

冠詞とはa/an/theの総称のことで、どのような名詞なのかを説明する役割のある言葉です。

日本で英語を学んだ人であれば、

aは「一つの」や「ある」という
意味があると教わったはずです。
例. I have a book. (私は本を1冊持っています)

theは「その」という意味だと習いましたよね？
例. I have the book. (私はその本を持っています）

英語のtheは日本語の「その」という意味ではありません。

だって自然な日本語で考えたら、
I have a bookもI have the bookも
「私は本を持っている」と訳しますよね？

冠詞は日本語には存在しない概念なので日本人がつまづきやすいですが、使い分けを理解する上で重要なキーワードは「共通認識」です。

theは「話し手と聞き手の間で共通認識がある」時に使います。

例）I saw the apple.
▶︎聞き手がどのりんごかわかる状態

aは「聞き手が知らない、新しい情報」を出す時に使います。
例）I saw an apple.
（聞き手がどのりんごかわからない状態）

具体例とともに冠詞の使い分けをしていきましょう！

① 会話で初めて出る名詞は「a」

初めて話題に出すものは、聞き手にとって未知の情報なので「a」を使うのが自然です。
▶︎I bought a book.
ポイント: どんな本かは特に言及していない

②すでに登場した名詞は「the」

同じ名詞が二度目に登場すると「共通認識」が生まれるため、「the」に変わります。
▶︎I bought a book. The book is about history.
ポイント: 2回目の「book」は聞き手も認識できる

③ 世界に1つしかないものは「the」

会話の中で初登場でも「共通認識」が前提となっているものは、「the」を使います。

ポイント: 10人中が9人が同じものを想像する場合はtheを使う

④ 具体的に特定できる場合は「the」

何かを指し示す情報が文中にあり、それによって聞き手が特定できる場合も「the」になります。

ポイント: 「どう考えてもそれしかないよね？」というニュアンス

今回は🇺🇸アメリカ在住5年で身につけた、ネイティブの「aとthe」の使い方というテーマでお話をしました。

これでかなり英語の冠詞の使い分けができるようになったのではないでしょうか？

このように英語の文章は「本質」を掴んで学ぶことで、日本人がつまづく文法もスラスラ理解できるようになります。

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Q. (）の中に入るのはどの冠詞でしょう？
“Jeff Bezos is ( ) founder of Amazon.“
A. a
B. the
C. 何も入れない

ヒント: Amazonの創業者はBezosだけ

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それではSEE YOU NEXT TIME!