ご報告
皆さんこんにちは。
お久しぶりの投稿となりましたね。
部活動最後のリーグ戦と、その後のトライアウト等でなかなかnoteを書く余裕がありませんでした。
さて。
今回は皆さんにご報告させてください。
僕は来年、和歌山ファイティングバーズという関西独立リーグの球団で1年間プレーさせていただくことになりました。
11/22、大阪にてトライアウトを受験後、その場で指名をいただき、すごく思い悩みましたが、本日入団する意思を球団の方に伝えさせていただきました。
そんな僕がなぜ、入団することを決めたのか、そもそも何がネックとなり悩んでいたのか、少しお話しさせていただきたいと思っております。
1. 野球を辞めようとした?
あれだけプロ野球選手になる、トライアウトに合格する、などと言っていた自分が、いざ指名をいただいた途端、どうしようかと悩んでいたのは、簡単に言うと野球を辞めようとしていました。
野球に打ちのめされたわけではない。
むしろリーグ後半につれて、上達していることも実感できていた。
まだまだ上手くなれる確信はありました。
…じゃあなぜ?
いくつか考えられることはあるかと思いますが、順大野球部でやる野球が最高に楽しかったこと、野球以外の道を知りたかったこと。
大きな要因はこの二つかと思います。
大学野球では、僕は本当にたくさんの良い人たちに恵まれました。
何より最後のリーグ戦、色んなことがありましたが、僕はすごく楽しむことができました。
これ以上楽しい野球はない。
そうも思えました。
なのでもう野球はやり切った、新しいことに挑戦したい、そう考えていたのかもしれません。
そんな時にある本と出会い、僕は本当にやりたいことが何なのか、そこから毎日のように考えるようになりました。
そして考えれば考えるほど、本当にやりたいことは野球ではないのかとも思い始めていました。
そんなこともあり、僕は野球以外の選択肢も考えだすようになっていたのです。
2.アルバイトしながらの野球
関西独立リーグは他のリーグとは違い、給料が出ません。
よってほとんどの選手がアルバイトをしながらの生活となるそうです。
僕もおそらくそうなるのでしょう。
給料が出ないことは覚悟していました。
大学生の生活も、あまり大きな差はないと思われるので、その心配もあまりしていません。
ですが僕は、得られることのないバイトはもうしたくないと思っています。
いや、この言い方はものすごく悪いかもしれませんが、仕事をするなら、好きな仕事、あるいは自分のためになる仕事をしたいです。
自分の考え方次第で良くも悪くもなることは、よく理解しているつもりですが、やはりアルバイトでは嫌なことばかりがついて回るのも現実なのではないのでしょうか。
なので僕は、副業をして収入を得たいと少し思っております。
…どうせまた口だけでしょ?笑
と思うかもしれません。その通り!笑
実際どうしたら収入を得られるか、なんて今の僕には想像もできません。
先ほどある本と出合った…などと話しましたが、その本を読んでこう思うようになりました。
学んで得たものを誰かに還元してお金を得たい。
そのための練習なのか、準備なのか、はたまたそれをもう叶えるのかはわかりませんが、やりたいことが二つあったらどっちもやっちゃえ!精神がここでうまれたわけですね。笑
だから僕は、これから好きなことの勉強と、発信の練習、野球の練習とまだまだ充実した時間を送ることができそうです。良かった…?
3.プロ野球選手は目指さない
皆さん。
ここから先のことが今回一番伝えたいこととなっております。
なんなら今までの内容は別に読まなくてもいいです。
僕は独立リーガーになるわけですが、NPBを本気で目指す気持ちは今はありません。
以前までの僕は、大学卒業後、プロも目指さないのに野球をやる意味がないと思っていました。
実際、世の中の大半の人がそう思っているかもしれません。
だけど僕は、プロ野球選手になって何がしたいの?どうなりたいの?と少し考えてみました。
やっぱり僕は、誰かに夢を与えたいみたいです。
そうなると、次に考えるのは、本当にプロ野球選手にならなきゃできない?ということですね。答えは否。
僕が野球を続けることで、応援してくれる人、喜んでくれる人が、多いかはわかりませんがいることも確かです。
その人たちの、原動力になれるよう野球を続けることを決めました。
僕のする野球で人を笑顔にしたいなと、思いました。
あいつが頑張ってるから俺も頑張らないと。
僕の周りの人たちみんなにそう思わせたいです。
野球で人を笑顔に、は今年一年の我が野球部のスローガンでもあり、個人的にとても気に入っている言葉でもあります。
やっぱうちの主務の豊かな表現力にはかないませんね。
僕は過去、独立リーガーに夢を与えてもらいました。
自分のためだけに野球をやっていたら、僕はとっくに辞めていたかもしれません。
だから最後も、僕は身近な大切な人を思い、その人たちに喜んでもらえるような、野球人生を送りたく、野球を続けることを決めました。
野球を辞めていく人たちを見て、野球ができることのありがたみを改めて感じました。誰しもが望んでできることではないのだとも思いました。
だからこそ、誰よりも感謝の気持ちを持ち続けたいです。
結論に至るまでに、たくさんの方とお話をさせていただきました。
最後に決めるのは自分だよな、とも思いつつ、色んな方の意見は本当に参考になりました。
これから先長い人生、あと何年もしたら、僕がこんなに悩んでいたこともきっと笑い話になるのでしょう。
他の人には味わえない貴重な体験を、思う存分楽しみたいと思います!
さっ。そうと決まれば練習しないと!
誰よりも充実した一年にしてみせる!!