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95年生まれのSNS
95年生まれの僕がどの様にSNSと付き合ってきたのかまとめみました。
直近の大学時代や社会人時代のものは、もう皆さん知っているものがほとんどなので少なめで、どっちかというと義務教育時代から高校くらいまでをまとめてみたに近いです。
目次
■小学生時代
・ニンテンドーDS
■中学生時代
・モバゲー
■高校生時代
・前略プロフィール
・mixi
・Twitter、LINE
■大学時代、社会人
・ Instagram、TikTokなど
小学生時代 〜初めて世界の誰かと繋がったニンテンドーDS〜
時代背景的には2002年〜2008年あたり。
この頃の僕らは、携帯もPCも自分で使用できるものは何もなかった時代です。ただ、この小学生時代にも使用できるもので、誰かと繋がれるものがありました。
それは、ニンテンドーDS。
ゲームが好きだった方ならご存知だと思いますが、当時は通信対戦ならゲーム機同士を繋ぐケーブルが必要だったので、自分の友達、兄弟といった狭いコミュニティの中のみで遊んでいました。
ですが、ニンテンドーDSが誕生してから、無線で対戦できる様になり、今では当たり前となった「全世界の人とゲームができる」といった概念が生まれました。
当時は、どこでもWi-Fiがあるわけではなく、大型家電量販店やデパートのゲーム売り場にWi-Fiのスポットがあり、その場所まで行き、他の誰かと対戦することが出来ました。
自分たちのチャットルームを持ち、ゲーム機越しで自分の友人やネットで繋がった不特定な人とチャットで会話もすることができました。
当時は何も意識することができなかったですが、これが僕たちが最初に出会ったSNSでした。
中学生時代 〜 SNSという概念が芽生え始めたモバゲー 〜
時代背景は2008年から2010年あたり。
この頃、そんな多くはなかったですが携帯が中学生の間にも普及し始めました。(僕はこの頃、高校生の兄がいましたが高校生はほとんど携帯を持っている印象でした。)
その頃に流行ったSNSサービスが「モバゲー」と呼ばれるサイトでした。
当時のモバゲー内でできることは以下のようなものでした。
・無料ゲーム
・アバターを持つプロフィール機能
・ガチャ機能
・携帯小説
無料ゲーム
現在では珍しくはないですが、携帯で無料でゲームができるシステムがありました。
基本的にはミニゲームがメインで、暇つぶし感覚のゲームがほとんどです。僕は帰宅部で暇だったのでこういった無料のミニゲームにハマりました。
アバターを持つプロフィール機能
以下のページにガラケー当時のモバゲーのプロフィール画面の画像があります。(画像の著作権的な問題があるので、直接は貼れません。)
当時のモバゲーのプロフィール機能
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■ マイプロフィール
・自分の自己紹介文
■ マイルーム
・アメピグみたいな機能だったと思います。
■ 日記を書く
・Twitterでのつぶやきと同じ様な機能です。自分の好きなこと出来事を今と同じ様に書いていました
後で書きますが、携帯小説などもこの機能から作成されていました。
■ ミニメール
・TwitterでのDMの様な機能。モバゲー間のメールでユーザーとやり取りをすることができました。中でも、親密な人とのやり取りは日記のコメントではなく、閲覧されないミニメールを使用していました
■ 友達リスト
・ Twitterでいうフォロワーです。TwitterやInstagramと同じ様に昔から友達の人数が多ければ多いほどカリスマ感の様なものがありました
■ アイテムバック
・ アバターの着せ替えアイテムが入っています。基本は課金してガチャを引かなければほとんどアイテムはありません
■ サークル
・LINEでいうグループチャットです
自分がルームを作成したり、人が作ったルームに参加したり自分たちが好きな話題を話しているルームに入り、誰かと会話することができました
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今の僕らからしたら何も珍しくはないですが、当時はやはり携帯で他の誰かと繋がり自分の好きな話題などチャットを通してできたのは面白かった様な気がします。
機能は現在僕らが使っている機能と何も変わりはありません。
デザインや使いやすさはめちゃくちゃ進化しましたが、今のSNS で使用する機能のルーツはモバゲーにあったのではないかなと思います。
ガチャ機能
現在のソシャゲとは違い、課金をしたから何かゲームが進めやすくなるといったことではなく、モバゲーのガチャはただのアバター用の着せ替えです。
アイドル系のソシャゲに近い感覚でしょうか。自分好みの服装や髪型、顔といったものを入手するために課金をしてガチャを回していました。(僕は当時中学生だったのでほとんど課金はできませんでしたが)
より良いアイテムを身につけているアバターほど、友達の数が多く、つぶやきにカリスマ性が生まれていました。
携帯小説
この頃、携帯小説と呼ばれる携帯で執筆された小説が流行りました。
自分の考えたものを世に出すプラットフォームがだんだんと出来てきたことにより、携帯で執筆した小説さえも簡単に発表することができました。
映画の「恋空」(主演:三浦春馬、新垣結衣)は当時流行った携帯小説が元となり、映画化されました。
モバゲー内でも、同じ様に思い思いで自分の考えた小説を書いていた人が多かったです。
高校生時代 〜 段々と一般ユーザーに広まったSNS 〜
これまで紹介したSNSサービスは、中学生時代僕のような帰宅部で暇な人には普及していましたが、運動部などで忙しかった人たちにはあまり普及していませんでした。
ですが、高校生くらいになり、そんな人たちにも段々と広がってきたSNSサービスがありました。
・ 前略プロフィール
・ mixi
・ LINE
前略プロフィールの始まり
背景的には高校1年生くらいの頃。
この頃、自分達の周りには「前略プロフィール」といったものが流行りました。現在はサービスが終了し、閉鎖されています。
モバゲーは身分を隠してアバターと呼ばれるネット上で架空の自分を作成するのに対して、前略プロフィールはあくまで本人が主体となってやるSNSでした。
現在のTwitterとかに似てきましたね。本名でやっている人もいれば、友達しか分からないニックネームで登録している人もいました。
それぞれ自分のプロフィール画面はカスタマイズできて、プロフィールの項目も自分で設定し、好きに更新することができました。
ヤンキーや厨二っぽい人は黒、他の人は軽い蛍光色といったテーマが多かった気がします。(偏見)
早い人は高校入学前に始めて、高校が一緒になる人を検索から探し、入学式前に仲良くなっておくといった使用方法も多かったです。
前略プロフィールのSNS機能
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■ ゲストブック(ゲスブ)
・ゲスブ(足跡)と呼ばれる訪問したことを相手に知らせることができました。
■ 直メ(直接メール? TwitterでいうDM)
・ 設定でメールを相手にサイトから直接飛ばすことができました。地元が近い子や高校が近い子を探して、可愛い子がいたらメールを飛ばすといったことが多かったです(男子だけかな)
■ リアル(Twitterでいうつぶやき)
・1番使用している人が多かった機能
今のTwitterと変わらず、他愛のない事などを呟く場所です。
日記風に携帯から、つぶやきを日記風に発信することができました。
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上記の機能の中で、1番覚えているのが、リアル機能。
このリアルと呼ばれる機能は、実はアクセス解析ができました。
というのも、当時はまだガラケーが主体だったため、みんながみんなiPhoneといった時代ではなく、携帯の機種が今と違いバラバラでした。
そのため、友達同士でも一緒の携帯といったものはあまりなかったのです。
そんな中で、リアル機能のアクセス解析を使用すると、携帯の機種番号(ソフトバンクのA12054、auのS10051など)が判明できました。
そこから、友達の携帯の機種番号さえ押さえておけば、誰がどのタイミングで自分のつぶやきを見たのか判明することができました。
(当時はメールアドレスからのメールが普通だったので、アドレスを見ればどこのキャリアを使用しているか一目でわかりました。決して調べたとこかではありませんよ、、、)
それ故に、荒らし(誹謗中傷など)をした人物などを友人間で特定できたり、偽装されたりしたので、なかなか怖い機能でした。
ただ、逆に好きな子が自分のリアルを見てくれたとか。親しい人が見てくれたといったことも分かったので、その辺は面白かったです。
mixiの始まり
背景的には高校2年生くらいの頃。
本格的なSNSサービスが流行り始めました。mixiです。
現在使用されているSNS(TwitterやInstagram)と同じ形態のSNSサービスです。
この頃から、自分の投稿に対して、フォロワー(mixiではフォロワーのことを『マイミク』と言われていました)が「いいね」を押す。
TwitterやInstagramではもうお馴染みな機能が備わり始めたのかなあという印象です。
僕らが1番最初に身近に感じた「いいね」の機能は間違いなくmixiだったと思います。
何かを投稿しコメントしたり、閲覧したりするのは前略プロフィールでも体験していたけれど、「いいね」といった機能は初めての体験でした。
mixiの大体の機能は、先ほど記述したモバゲーや前略プロフィールといったSNSサービスと変化はないですが
今のSNSサービスにはなくてmixiにあったものがあります。それは以下の2点。
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■ 足跡機能
■ 最終ログイン情報
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足跡機能
これは、他のユーザーのページに自分がアクセスした時に、その時のログが残る機能です。
前略プロフィールの足跡機能とは違い、自分が書き込んで明示的に残すものではなく、勝手にアクセスしたログとして残るものでした。
相手は足跡を辿って、誰が自分のページにアクセスしてきたのかが分かるようになっていました。今は誰かのページに行っても何も残らないですよね。
ですが昔は、好きな子のページに飛んだりすると、明確にログが残ってしまうのでなるべく飛ばないように気をつけたりして、変な駆け引きを高校生たちはしていました。
サービス的には、ユーザー同士を繋げやすくするためだと思いますが、なかなか厄介な機能でした。
ただ、救済措置のようなものがあり、実は1ヶ月に10件だけ自分が残した足跡を消すことが出来ました。
ちょっと相手のページを見たいけど、足跡は付けたくないといったときに使用していまいした。
最終ログイン情報
mixiでは最終ログイン情報がプロフィール情報に表示されていました。
その名の通りで、いつ最後にmixiを開いていたのかがマイミク(フォローワー)にダダ漏れでした。
直近は1分前から。最終は3日前と。「最終ログインが1分前」と表示さている場合は、現在ログインしていることになります。
上記の何がそんなに問題があるかというと
例えば、気になる子にメールを送った後、一向に返事がなく気晴らしにその子のmixiのページを覗いてみて「最終ログイン1分前」と表示されていたら、、、
メールが無視されているけど、mixiは見ているということがバレるということですね。
現在でいうLINEの未読無視がバレるということです。
まあまあ恐ろしいですよね。そんな機能が昔のmixiにはありました。
現在のTwitterも最終ログイン情報を残すといった機能を追加する噂を耳にしましたが、どうなるのでしょうか、、、
TwitterやLINEの出会い
時代背景的には高校3年時くらいの頃。
もう今やほとんどの方が使用しているので、説明は割愛します。
今では当たり前となったSNSサービス TwitterやLINEの出会いがこの頃(高校3年生付近)から始まりました。
というのも、この頃からスマホが爆発的に普及し始めました。僕はこの頃丁度、iPhone4sにしたことを覚えています。
ただ、アプリは当時まだ日本向けは少ない印象でした。
Twitterの機能も今ほどではなく、「いいね」機能も現在と違い、当時は「ファボ」機能でした。マークも「♡」ではなく「☆」(仕組みは同じです)
あれだけ皆やっていたmixiはいつの間にかTwitterへ。
EメールからLineへシフトしていきました。
大学生、社会人 〜 Instagram、TikTokなど 〜
ほぼ現在のSNSサービスです。
このあたりになると、僕よりもうちょい若い方達の方が詳しいと思うので、説明は割愛します。
ただ、この現在流行っているSNSサービスの中で、同じ95年生まれの同級生がどのように使用しているのかだけ書きたいと思います。
・ Tik Tok
もはや最強すぎるサービス。僕と同じ世代の人はSNSサービス自体をTwitterからInstagramに移行する人が圧倒的に増えました。もはやTwitterから友人は消え失せました。(友達少ないだけかも)
仕事上、Twitterの方が有益な情報は飛んでくるので僕はTwitterをメインで使用しています。
友人(男女10人ほどずつ)に理由を聞いたところTwitterよりもInstagramの方が良いといった理由を聞いたところ以下の回答が多かったです。
・ おしゃれな人が多い
・ 画像加工が豊富で楽
・ 芸能人が多い
・ 文字数制限がない
・ ハッシュタグからの検索がしやすい
・ ストーリーが気軽
中でも、画像加工が楽なのとストーリーが手軽といった部分は多かったです。
Instagramは画像のSNSといったものに対して、TwitterやFacebookは文章のSNSといった感じなので、今の若い人のニーズが変わってきた、よりニーズに合うものが出たため、流行りが変わってきたのかな。
という印象が大きくなりました。(Twitterが文章のSNSなら、なぜTwitterは文字数制限が140字なのか引っかかりますが)
Tik Tok
全く僕はやっていないですが、周りでやっている人がいたのでそのヒアリング結果だけ。
投稿している人と、閲覧している人でニーズがTikTokでは異なります。
■ 投稿している人
・自分のダンスや顔、芸を投稿したい
・有名になりたい
■ 閲覧している人
・可愛い、格好いい人が見たい
・ 好みの音楽を見つけたい
このTik Tokでは「閲覧のみをしている人」がほとんどでした。
他のSNSであれば、多少なり投稿したりしますが、TikTokは動画がメインのSNSなため気軽に投稿がしにくい。
そのため、単純に可愛い子が見たい、格好いい人が見たいだけで登録している人が多いです。
かくいう僕も、Twitterのタイムラインで流れてきたPerfumeさんのTiktok動画が素晴らしすぎて、それを見たいがためにインストールしました。
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終わり
95年生まれの僕が、今まで出会ったSNSサービスを参考に、どう出会い、どう付き合ってきたのかまとめてみました。
何かのヒント、参考になれば嬉しいです。
最後まで見て頂いてありがとうございました。
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