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中山記念 最終見解


◎ヒュミドール
○マルターズディオサ
▲カラテ


中山記念は、「ノーザンテースト」「グレイソヴリン」「サドラーズウェルズ」の系統がとにかく走る走る。

そして前傾ラップになった年は「ノーザンテースト」と「グレイソヴリン」がかなり激走している。

過去10年で前傾ラップになったレース
21年、19年、18年、13年、12年
の馬券内15頭中、7頭が「ノーザンテースト」か「グレイソヴリン」保持馬。

21年 1着 ヒシイグアス(グレイソヴリン)
21年 2着 ケイデンスコール(グレイソヴリン)
19年 1着 ウインブライト(ノーザンテースト、グレイソヴリン)
19年 2着 ラッキーライラック(ノーザンテースト)
18年 1着 ウインブライト
13年 1着ナカヤマナイト(ノーザンテースト)
13年 2着ダイワファルコン(ノーザンテースト、グレイソヴリン)

今年はパンサラッサが逃げ宣言。さらに逃げたいトーラスジェミニ、先行馬のウィンイクシード、コントラチェックがおり、かなりハイペースになりそう。

そうなると、

本命はヒュミドール。

ヒュミドールは、父にノーザンテースト、母型にグレイソヴリンを保持。
前走の福島記念では、パンサラッサの逃げにしっかりと追走できているのも評価。
近走はしっかり先行をしていることもこの中山の開幕週に合う。
今回はおそらく逃げ馬たちは垂れてくるだろう。そこをバテずに長い脚を使えるこの馬が好走する。
さらに過去に好走し、「ノーザンテースト」と「グレイソヴリン」を保持していたウインブライトとダイワファルコンは福島記念を好走後、中山記念で馬券内にきている。血統、ローテがここまで同じなので狙わざるを得ない。

対抗がマルターズディオサ。
この馬は完全に斤量負けする馬である。
過去2走は56キロなので完全度返し。
斤量が54キロの時は(4.3.1.0)と全て馬券内。
さらにこの馬は、母系の「ゴーンウェスト」の血が強く、ハイペースになってもスピードが落ちないのが特徴。さらに非根幹距離が得意な父キズナなので、ここはかなりの上積みがある。人気はないが頭まであると思う。

3番手がカラテ。
この馬は東京新聞杯で2年連続好走したり、マイルで好走していることから、距離が長いと見られている。しかし血統的にはこの中山1800mは非常に合う。
トゥザグローリー産駒はトゥザヴィクトリーの血が強く、パワーとスタミナがある。
この馬も去年天皇賞秋を目指していたので厩舎も距離は問題ないと思っているし、血統的にはこの距離延長はかなり良い。
さらに前回ラップの中山記念に合う「ノーザンテースト」を母系に保持。
ただやはり開幕週なので、差し馬のこの馬にとっては差してこれるのかというところが懸念点である。

中山記念はこの三頭を中心に馬券を組み立てていきたい。

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